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【書評】『インプット大全』樺沢紫苑|インプットのことならおまかせ!

 

 

40万部を超える大ヒットとなった『アウトプット大全』の著者、樺沢紫苑さんの本

『インプット大全』

アウトプット大全でも隅から隅まで紹介されていて
ブログやTwitterによるアウトプットをはじめるきっかけともなった

インプットの量を増やしたい!
インプットの質をあげたい!

ということで読んだ

この本も『アウトプット大全』と同じく
見開きで図解つき1テーマを基本に80テーマ

こんな方におすすめ

インプットの量を増やしたい

インプットの質をあげたい

アウトプット大全が行動に結びついた

図解などわかりやすい本がいい

 

大全ぷりは健在で何かしら行動に移せる本になっている
むしろいろいろやりたくなってくるのを手出しすぎて全部続かなくなってしまうほうが注意だ!

 

【書評】『アウトプット大全』樺沢紫苑|さあ、アウトプットをはじめよう! アウトプットアウトプット言われたってさ なにやればいいのさ?? そもそもインプットとアウトプットとどっちが大切なのさ? ...

 

目的と関心を明確にしてインプットする

 

まずインプットの成果についての大前提

アウトプットできた量がインプット量

 

なにかをインプット、経験したとしても

「どうだった?どんな内容だった?」と聞かれて

「良かったよ!」

と終わってしまうようならそのインプットはほぼなかったことになるとういわけだ

 

それではインプットの質をあげるためにはどうすればいいか?

  • アウトプット前提にインプットする
  • 目的、関心を明確にする

アウトプットの部分については
アウトプット大全でも散々言われているので

ここでは「目的、関心を明確にする」の方に注目

 

漠然とインプットをはじめてしまうと強弱がつかず全体的に印象に残りづらい
筆者はここを強調していそうだなと思っても、自分ごとにならないと受動的なインプットになってしまう

インプットだからといって受動的であってはもったいない

逆に、全部吸収してやるという意気込みも、それはそれでやはり強弱がつかず印象に残りづらい
全部入れようとしてパンクして何も残らなくなってしまう
その上かなり時間がかかってしまう

ということで大切なのは目的、関心を明確にしておくとなる
欲張りすぎずにターゲットを絞っておけば
該当箇所だけが強く残るインプットとなる

それ以外の部分をある程度よみとばすことができるので
読むスピードもあがる

ということで実践できることは
読む前にこの本を読んで何を知りたいのかの目的を書きあげる
大すぎはだめなので3つがいい

とぅーん
とぅーん
自分がこの本を読んだ目的はこれ!
  • インプットの質をあげたい
  • インプットの量を増やしたい

 

もうちょっと具体化するなら

  • 「アウトプットする」以外でインプットの質をあげる方法を知りたい
  • 本以外のインプットの種類を色々知りたい
  • 限られた時間で効果的にインプットして量を増やしたい

 

目的が明確になったら次は
目次を読んで、答えがのってそうなところを読む

そこで終わってもいいし
そのあとに全体を読んでもいい

すでに3つの気づきがあったのなら一旦そこで本をおいて
行動の方に移るのも有効だ
アウトプット量を増やすことが、インプットの効率をあげるということだ
素早くすべての内容を読むことが効率の良いインプットではない

 

また、日頃から本に限らずインプットの意識をあげるために
関心を書き上げておく

その方法として野球の大谷選手がやっていたマンダラチャートがあげられている

3×3のマスが並べられてナンプレみたいになっているやつだ

限られた時間でインプットの質をあげるには
いらないインプットを減らし
必要なインプットを漏らさず拾うことが大切

・本を読む前は目的を明確にする

・関心のマンダラチャートをあげる

 

自分の関心マンダラチャートはこんなかんじ
ちょっと左下のまとまりがない

これをつくったことで
本当はほしいと思っている情報が集められていないことがわかり
無意識に集めていた情報の役割が明確になった!

まだ抽象的でターゲットが広いのはこれから改善予定

 

 

生で味わい非言語情報をインプットする

読書が習慣化された人は、次はセミナーや講演など、直接人から話を聞くこと、すなわち「生で聞く」ステージにステップアップしてください。

 

セミナーや講演では「言語的情報」と「非言語的情報」の両方が伝わるので、圧倒的に情報量が多い。感情を揺さぶるので、記憶力を増強する脳内物質ドーパミンが分泌され、圧倒的に記憶に残ります。

 

言語と非言語がコミュニケーションに与える影響を表す法則に
メラビアンの法則というものがある

この法則によると
言語情報(内容など)   :7%
聴覚情報(声のトーンなど):38%
視覚情報(見た目など)  :55%

の割合で影響を与えているというのだ

とぅーん
とぅーん
なんと言語情報はたったの7%

だからこそまっさらな自分で思考を深めやすいというメリットもあるのだが
生で聞く情報量の多さはめちゃ魅力的だ

深めるためにはやはりリアル、生は欠かせない

 

少し別の話になるが、SNSでの匿名性の高いゆるく広い交流もいいが
そこから踏み込んで通話やリアルの交流というのもいいものだ

量と質、広めるのと深める、どっちも大切

 

小説には小説の魅力が、映画には映画の魅力があるように
書籍には書籍の、講演には講演の魅力がある

SNSにはSNSの魅力があって
リアルの交流にはリアルの魅力がある

それぞれのメリットをいかしてインプットを最大化していく

・講演会に行く

 

 

インターネットで情報を効率よく集め整理する

 

情報を効率よく集める方法として紹介されているのが

  1. タイムラインの一元化
  2. Googleアラート
  3. RSSリーダー

 

タイムラインの一元化は、欲しい情報を一箇所にまとめるようにしておくこと
TwitterやFacebookで全部集めちゃうのが良い

Googleアラートはキーワードを登録しておくと更新情報を届けてくれるサービス

RSSリーダーはサイトの更新情報を届けてくれるサービス

うまく仕組み化して、必要な情報が探しに行かなくても手に入る状況を作りネットサーフィンという無駄な時間を減らす!

とぅーん
とぅーん
限られた時間を有効に活用するには仕組み化が大切!

 

自動で届く仕組みを作ったらさらにそれを整理する
整理する時の方法としてはPDF化、スクショ

これを関心の項目で区別したディレクトリに整理していつでも閲覧可能な状態にしていく

バラバラな”情報”を体系化して”知識”にするのだ

 

・必要な情報が自動で届く仕組みを整える

・情報を整理して保管する

 

おまけ

手を広げ過ぎちゃいけないといいつつ
他にやりたいことをちょっとだけ紹介

  • 歩き時間は耳学する
  • 美術鑑賞する
  • SNSを一時間に収める
  • 雑誌を読む
  • コミュニティに参加する
  • 作業中は音楽を聞かない

ここらへんはやっていきたいこと

 

まとめ

  • 本を読む前は目的を明確にする
  • 関心のマンダラチャートをつくる
  • 講演会に行く
  • 必要な情報が自然に集まる仕組みをつくる
  • 情報を整理して保管する

 

3つといいつつちょっと膨らましちゃったが
3つで収めることが難しいほど
行動のヒントぎっしりの本です!

ぜひ、良質のインプットを効率的にする方法を学んでみてください

 

ここまで読んでいただきありがとうございました

 

 

 

 

 

【書評】『アウトプット大全』樺沢紫苑|さあ、アウトプットをはじめよう! アウトプットアウトプット言われたってさ なにやればいいのさ?? そもそもインプットとアウトプットとどっちが大切なのさ? ...