世の中にはこんなことをいう人達がいる
こんな方達に言いたい
さて、いきなり一文を引っ張ってきて
かみつくという炎上大好きマンみたいなことをしたが
まさにポイントはそこ
「読書なめてるん?」
てので言いたいのは読書がなんか高尚ですごいものとか言いたいわけでは当然なくて
“読書”てひとくくりにできるほど
読書の目的とかやり方って一通りじゃないよねってこと
そこで読書の目的についてお話ししたあとに
量と質に関しての考えを述べていく
ちょっとごちゃつくが
ビジネス書と小説をどっちも含めた感じにする
いろいろな読書
ビジネス書であれば
「現状を打開したい!」て人もいれば
「何か興味あることについて知識をつけたい」って人もいれば
「役立ちそうなノウハウを身に付けたい」って人もいる
そしてもちろんそういう目的意識は強くなく
「なんか話題になっているし、面白そうだから」
という理由で読む人もいる
そう、目的は人それぞれ
小説でもそうだ
1読者として、娯楽として読む人もいれば
1作家志望者として、書き手の立場で読む人もいる
読むときだって
頭に具体的な映像を思い浮かべながら世界にどっぷりと使っていく人もいれば
文字のまま、そのリズムなどを含めて、味わう人もいる
読書は手段だ
ちょっとこういうと語弊があるかもしれないけど
読書をして得たいないかは、少なからずあるはず
手段はある目的のためにやるもの
そしてその手段の方法論てのは目的の部分がない状態で決められるものではない
ということで目的ないとお話しにならないってこと
量とか質とかいう前にまず”読書”という言葉について考えよう
量と質それぞれのメリット
前提として
量を重視する人が2冊読む時間で
質を重視する人が1冊読む
くらいの感覚
質をあげるというのは、1冊を読む時間を増やしたり、振り返りアウトプットする時間を増やしたりすること、とする
つまり質をあげようと思ったら
量は半分になってしまうという前提で見て欲しい
量を増やすメリット
量を増やすメリットとしては
- アンテナの幅が広がる
- 複数の意見を比較できる
- 最高の1冊を見つけられる確率が上がる
- 「量」という質をあげることができる
例えばここら辺
小説だったら
いろいろな作家さんの本を読んでいると、新しく本が出たときに知っている作家さんであることが多くなる
書店やTwitterで本をガーーっと見たときに、知っている作家さんだと立ち止まりやすくなる
そして色々な作家さんの本を読んでいくうちに、知名度はあまりなくても大好きになれる作家さんに会えることがある
なんだか、自分だけが知っている魅力あるこの本があるって素敵
逆にまた、あまり好きじゃない本に会うことで、好きな本に対して「どこがどう好きなのかがより明確になる」ってこともある
1冊の著者の本を全て読んでしまう
これは量という名の質を手に入れていることになる
ビジネス書でも
いろいろなジャンルのいろいろな著者の本を読んでいることで、アンテナは広がるし最良の1冊に会える確率は上がる
そしてたくさんの本を読んでいれば、質をあまり意識していなくたって
自然の共通部分や自分の好き嫌いが見えてくる
大量にインプットしてしまえば、勝手に溢れ出してくるものがある
そういう溢れ出しアウトプットってのもある
同じジャンルの複数の本を読むってのも結構大切で
異なる意見を知った上で一つを選ぶのと
他の意見を知らずに一つの意見を選ぶのじゃ意味合いが全く違ってくる
あともう一つ
量を意識してってのにあえて質を軽視してってのも入れておこう!
どういうことかっていうと
- 必ずしも読みきる必要はない
- 読んでみてあー楽しかった、次!てのだっていいじゃないか
てこと
あんまりかたく考えすぎて、辛くなっちゃったら元も子もない
質をあげるメリット
質をあげるメリットとしては
- より深く、長く作品の世界を味わえる
- 書き手としてのスキルを身につけることができる
- 人生を変えることができる
- 1冊から10冊分吸収することができる
小説なら
スピードを意識してしまうと、ついつい読み飛ばしてしまう細かい表現までしっかり汲み取りながら読むことで文章をしっかりと味わいながら、深く作品の世界に浸れる
そして、「まだ続いていて欲しい、この世界」を長く続けることができる
また、友人で自分も小説を書く、という奴は文章の長さや体言止めの使い方などまで含めて読むこともあると言っていた
小説を読むと語彙力が増えるということもあるが、それは知らない語彙をちゃんと調べないとなかなか身につかない
ビジネス書なら
読んだ学びを行動につなげる
これが人生を変えたいなら絶対に必要になる
夢をかなえるゾウでガネーシャは言っていた
「意識を変えることはできない……」
「そうや。みんな今日から頑張って変わろう思うねん。でも、どれだけ意識を変えようと思ても、変えられへんねん。人間の意志なんてめっちゃ弱いねん」
(中略)
「その場で、『今日から変わるんだ』て決めて、めっちゃ頑張ってる未来の自分を想像するの楽やろ。だってそん時は想像しとるだけで、実際にはぜんぜん頑張ってへんのやから。」 (『夢を叶えるゾウ』水野敬也)
読んでやるぞ!て気になっても実際には中々やれるものではない
「具体的に何をやるのか」というToDoを決める
そしてそれを実行し続ける
てなるとアウトプットの時間が多くなる
(『夢を叶えるゾウ』はすっごくいい本で
Amazon Prime会員なら無料で読めちゃうのでぜひチェックしてみてください!)
このようにいくつ行動につながったのか
というのがビジネス書読書の効果だとするなら
10冊読んで3この行動と
1冊読んで3この行動
の価値は一緒になる
9冊分読む時間を短縮して1冊から多くを吸収しているわけだから
質をあげて量を減らせるというわけだ
小説とビジネス書での量と質
小説とビジネス書の量と効果の話で
面白いのがあったので紹介!
https://twitter.com/el_readingbooks/status/1141481204325072897
これ結構しっくりきてる
ビジネス書の方の縦軸は能力やスキル
はじめ数冊読んでなんとなく基盤ができてきてから
関連本を読んでいくと
まず新発見がどんどん出てきてぐっと上がり出し
他の本と結びついてきてまたぐんと上がる
でもある時、どの本も結局いっていることは同じになっていって
新しい学びは減ってくる
一方、小説の方
よく語彙力が増えるっていうけど
100冊や200冊読んだくらいでは正直あんまり語彙力は増えないと思う
(もちろん読み方にもよるが)
ただ、小説をたくさん読んでいくと
単に目の前にある文章を読むっていうのとはなんかまた違った読み方ができるようになってくる
著者の文体や語彙っていうのがどんどん体に馴染んでいく感じ
大枠を捉えてしまえば
似たような展開の本だとしても
細部に散りばめられた一つ一つの文に
果てしない輝きを感じ出すようになる
そんな思いはどこまでも続く
自分の心の中の世界はどこまでも広がっていく
目的、フェーズ別、量と質のバランス
ということでそれぞれの目的やフェーズによって
量と質のバランスってのは変わってくるわけだ
で、自分は基本的に
まず「量」があってその先に「質」があると思っている
「量」をこなしていく中で「質」のあげ方とかが見えてくる
そもそも「量」を稼ぐことが最初の段階では「質」に直結すると思っている
で、今自分は
小説なら、いろんな作家さんの本を知ることで
本の紹介を受けた時に、作家さんは知っている
と言えることを増やしたいと思っている
まだ150冊も読んでいないくらいだろうから
もっともっといろんな作品を知りたいと思っている
ビジネス書も300冊くらいは読んだのかな?
そこまでは行ってないかもしれないが200はいってる、くらい
これくらい読んでくると、これだけは何度も読むのが良い!
そしてこの本を読むためにはこの本もセットで読むといいな!
そういうものが見えてくる
読んでて「あー、あの本でもあの本でも言ってたな
でもこれが実践できているかっていうとできていないな」
そう思うことが増えてくる
だから今はある程度アウトプットも重視したいフェーズに差し掛かってきてる
こんな感じで目的とか、フェーズを意識すれば
おのずと自分にあったバランスってのが見えてくる
再読
最後に量と質を同時に高めることができてしまう方法が再読だ
2連続で読んだとしてそれを2冊とカウントするかっていうのはもう個人の気持ちの問題なわけだが
仮に量を増やしたい!と思って年間100冊
みたいな目標を掲げたなら再読はオススメ
2回目に読めば必ず違ったポイントにも気づける
違う感想が生まれる
そしてより深くその本について知ることができる
それでいて1回目より早く読める確率が高い
再読についてはまた別記事でも取り上げようと思うが
定期的に取り入れたい
まとめ
量とか質とか
どうでもいいんだ
さあ本を読もう!!!!!!!!!!!!!
いや、別に本じゃなくてもいい
やりたいことをやろう!!!!!!!!