ビジネス書

【書評】「読書の魅力」を語る本(てかてん)|読書好きの思いをぎゅっと詰め込む

 

「読書好きの皆さんの想いを詰め込んだ本を作ったら、どんなに素敵だろうか?」

 

そんな企画が形になったのが本書

読書好きのエピソードを詰め込んだ「読書の魅力」を語る本

前回の記事では、「自分がこの企画にどのように関わったか」や「どんなことを書いたか」を紹介した

てかてんさんとの『読書の魅力を語る本』ができるまで 「読書好きの皆さんの想いを詰め込んだ本を作ったら、どんなに素敵だろうか?」 そんな企画が形になったのが本書...

 

そこで今回は1読者としてこの本を読んだ感想を書いていく

前回の記事で紹介させていただいたように
今回の他の企画参加者とはTwitter上でよくからませてもらっている方たち

なので普段からツイートなどをみさせてもらっているのだが

とぅーん
とぅーん
◯◯さんらしいな~~~~

と思うことが多かった

そんなかんじでそれぞれが、自分らしく、「自分と本」というテーマで書いている

 

読書好きな方は是非手にとってみて、「自分と本」について思いをはせたり、周りの人にその思いを話してみたりしてほしい

そしてできれば、本をまだあまり読んでいない人に届いてほしい、届けてほしい

「これ読んでみな、そしたらどうしたって本読みたくなっちゃうよ」

どこかでそんな言葉がうまれていたらうれしい

 

このKindle本を読んだ方にとっての副読記事
まだ読んでいない人がちょっとでも興味をもってもらうきっかけになる記事として

お楽しみいただきたい

 

てかてんさん

読書の輪を広げる活動

とぅーん
とぅーん
前記事でも紹介したように、自分がやりたいと思っていることに一番ちかいことをしているのがてかてんさん

 自分にとってどんなにどんなに素晴らしい活動であっても、他人が同じように「良い」と思うとは限らないからですね。
だからこそ、私自身が読書を楽しみ、これから読書を楽しみたいという人たちをうまくつなげていくような活動をやっていこうと考えています。

 

てかてんさんの読書の輪を広げる活動のこの部分は自分も全く同じ考え方

だから、「読書は絶対おすすめだよ!」とか「こういうメリットがあるからやるべきだよ」みたいな言い方はしないように心がけている

なにがどう楽しいか、自分はどう楽しんでいるか

また、どうやったらより楽しくなるかを、自分がやってみて確かめたりしている

その様子をそのまま伝える

これを心がけている

 

読書を全員にしてほしいなんて別に思ってない
自分が伝えられるのは

「読書が最強」といった万人に当てはまる真理ではなく、あくまで
「自分にとって読書は最強」という主観だ

ただその主観は多くの人にあてはまるだろうと信じているし
食わず嫌いで読書習慣がない人には、なにかのきっかけで最高の本と巡り合ってほしいと思っているってのも本音だ

 

本の紹介のときだって同じ

誰にでもおすすめできる本なんてものは存在しない
だからこそどこが好きなのか、ということを伝える

 

その方法がTwitterでありブログであり読書会であり
それぞれについて自分でいろんなことをやってみているというわけだ

これからもてかんてんさんと互いにいい刺激を与えつつ
押し付けではなく、読書への障壁をさげるような
「読書してみよっかな?」と思った人に役立つような内容を伝えていきたい

人生を変えた1冊『20代で始める「夢設計図」』

てかてんさんの人生を変えた1冊は

『20代で始める「夢設計図」』熊谷正寿

てかてんさんが読書にはまったきっかけとして紹介している本書
就職面接に臨んだ20代の頃
この1冊によって人生が変わった

その話についてはKindle本の中で

このおすすめ本は購入したので近いうちに読む

 

すっちーさん

読書ブロガー、SE、社会人2年目ということで自分と共通点が多いすっちーさん

ゆくゆくはフリーになり、場所にとらわれない働き方をすることを目指して、ライター業やWeb制作などの学習をしている

とぅーん
とぅーん
ブログも参考にさせてもらってますし、自分の理想にむけて一歩ずつ近づいていっているすっちーさんのツイートにいつも刺激をもらってます

どんな人でも楽しめるのが読書

すっちーさんは「あなたにとって読書とは」
の部分でかなりパーソナルな部分にも触れてくれているんですが

それの紹介はここでは遠慮しておいて「読書の面白さ」の部分から引用

 読書の面白さは、一人でも、誰かと共有しても、世代を超えて楽しめるといった、楽しみ方が無限大にあるところじゃないかと思っています。
つまり、どんな人でも読書って楽しめるんですよね。

 

「一人で自分の世界にこもって行うもの」とうイメージがある読書だが
すっちーさんが書いているように読書は複数人でも楽しめるものである

これはTwitterと組み合わせると加速しやすい部分

そして「世代を超えて楽しめる」は自分が一番可能性を感じている部分

『LIFE SHIFT』に書いてあるが
いままでの世の中は「学生→社会人→老後」のような3ステージの人生が主流で
交流対象も同じライフステージの人達

社会人になると自分の会社の人だけとかになりやすい

その壁を取り払うものの1つが「SNS×趣味」
その趣味の部分に読書をあてはめるとこれは非常に相性が良い

そもそも読書自体が
登場人物や著者のと対話であり
その時点で、身近なつながりを超えた人との交流が生まれている
そんな人同士での交流は非常に刺激的で楽しいものになる

 

SNSだけのつながりの先にあるものの1つに読書会があり

とぅーん
とぅーん
学生ステージ、社会人ステージ、老後ステージの人たちが交流できたらおもしろいんだろうな

これはまだ学生といっても高校生以下は中々参加しづらいし
老後ステージの人達がSNSから参加するってのは中々ないので難しい部分ではあるが
すこしずつ年齢の幅が広がったら面白そう

そんなことは夢見ている

人生を変えた1冊『バッテリー』

すっちーさんの人生を変えた1冊は

『バッテリー』あさのあつこ

高3~大1にかけて読書習慣を身につけた自分は小学生の頃はあまり本は読んでいない

そんな自分が読んだ数少ない本の1つがこのバッテリー

ドラマがやっててそれを面白いなと思っていた頃に親にプレゼントされた一冊だった記憶

これを機に読み直してみよう

 

 

えるさん

とぅーん
とぅーん
えるさん推し本は読んでおこう、と頼りにしている読書家さん

今年300冊読了ペースの読書家

「量より質」「100冊の多読より最高の1冊の熟読」などといわれたりもするが

量がなければ質は高められない
そもそもたくさん読まずに最高の1冊になんて出会えない

この点はえるさんもよくおっしゃってるし、自分としても全くそのとおりだと思っている

そしてそんなたくさん読んでいる方から紹介を受けられるってのはめちゃ貴重なので
えるさん紹介の本はよく読ませてもらっている

すっちーさんに続きえるさんもSE
ということで1章すっちー、2章とぅーん、3章えるさん
と3人連続SEだ

SEやIT系の人と読書家はなぜだか非常に相性がいい印象

読書という趣味の3つの特徴

えるさんパートはとにかくえるさんらしい
えるさんらしいって何?ていわれるとちょっと難しいんですけどね
「大量に本を読んで情報処理していて構造化、整理が得意」てかんじ

読書をはじめたきっかけも戦略的
小説とビジネス書での読み方の違いも明確に整理

読み方の部分も面白い

その中で、読書をはじめるきっかけの部分から紹介

 新しく趣味を見つける上で3つのルールを設定しました。
①1人でもできること
②自分の成長につながること
③毎日できて、一生楽しめること
まず、最初に思いついたのが「読書」でした。このときは「1回やってみてダメだったら他の趣味を見つけよう」と軽い気持ちでした。

 

一人でも楽しめる、一生楽しめる
ってのは前のすっちーさんの話とも共通する点

①1人でもできること
1人でもできること、ってのはどんな時もどんな場所でもって意味もありそう
読書を趣味にしておくと隙間時間に悩まされることってのはなくなる

②自分の成長につながること
ここはビジネス書が多い人っぽい
自分も結構この要素は大きい

小説とビジネス書のパートで
小説は娯楽として、ビジネス書は学び取る意識で
ということも書いてある

③毎日できて、一生楽しめること
一生楽しめるの部分は、運動系だとかなわないが読書なら大丈夫
毎日できて、の部分ではお金の面も関係してくる
本は本の代金しかかからず、図書館という選択肢もあるのでお金もあまりかからない
お金がかかる趣味も多い中、お財布にも優しい趣味が読書

人生を変えた1冊『本を読む人だけが手にするもの』

えるさんの人生を変えた1冊は

『本を読む人だけが手にするもの』藤原和博

これもちかいうちに読む

 

まふぃさん

とぅーん
とぅーん
本への愛が溢れ出していて、それを形にするか活動のどくラジも楽しませてもらっています

読書好きな人達のためのラジオ
どくラジをやっているまふぃさん

いつもそのあふれんばかりの本への愛を楽しそうに語っていて
本への思いが存分に伝わってくる

そんなまふぃさんらしい言葉を1つだけ紹介
これだけじゃなくてたくさんあった

心の本棚

心っていう言葉を、わたしは「大切な本や大好きな本が詰まった本棚の名前」と考えることにしました。

 

自分が他人からの紹介で本を読むときに最大の決め手はなにかっていうと
紹介者が誰か?
ってこと

あらすじとか、著者とか、世間での評判以上に紹介者が誰かってことを大切にしている

そうやってその人の好きなものに触れてみることができるってのが
自分にとっての読書の魅力の1つ

だからTwitterである「名刺代わりの小説10選」というハッシュタグから本を選んだり
好きな本を教えてもらったりして読むことが多い

音楽も映像もない文字だけで語られる小説では
読み手によって印象が大きく変わることがある
だから、当然、興味が合わない作品だってある
でもそれを含めてちょこっとその人の世界に触れてみる

そんなことも自分にとっても読書×Twitterの楽しみの1つ

人生を変えた1冊『星の王子さま』

まふぃさんの人生を変えた1冊は

『星の王子さま』サン=テグジュペリ

「大切なものは、目に見えない」という言葉などで有名で
長年に渡って世界中で読まれ続けてきたベストセラー

あまり多くは語ってくれないが
読む人、読むタイミングによって印象が大きく変わる一冊

絵本のような小冊子だが年を重ねるにつれて響いてくる作品なんじゃないだろうか

 

 

かんしぇさん

読書コミュニティ「ピエロ」のメンバーの中からは

かんしぇさんのパートについて書かせてもらう

読書コミュニティ「ピエロ」ってなんだ?ていうのはこの本の中に書いてる
自分もつながりがあるわけではないのでこのでの紹介は割愛

小説の持つ力

「ああ、そうか、小説にはひとをわくわくさせたり泣かせたりするだけでなく、生き方を左右させるほどの力があるのか」

 

人生を変えるきっかけとしては
ビジネス書にのっているノウハウを実践してみたときってことも多いが

知性や精神に訴えるのではなく、心の奥底に訴え、人の根底を変える力をもっているのが小説

 

ビジネス書のようなノンフィクションからも
小説のようなフィクションからも
それぞれやはり学びはあり

心の、精神の、知性の糧となる
それが小説とビジネス書といった、ちょっと違う性質のものを一緒くたに扱う

読書

という経験の魅力

人生を変えた1冊『壬生義士伝』

かんしぇさんの人生を変えた1冊は

『壬生義士伝』浅田次郎

脱藩浪士で新選組隊士の吉村貫一郎を題材とした時代小説

吉村貫一郎という一人の男の生きざまを
浅田次郎さんが重厚だが読みやすい文章で描き出す自分も大好きな作品

 

 

まとめ

完全に書きたいことを書き続けた長めの記事となってしまいましたが
これでも全然紹介できていないことだらけです

既に読んだ方の副読記事として

まだ読んでいな人が
Kindle本を手にとって頂いたり
Twitterでそれぞれの方を覗いてみるきっかけとなれば幸いです

 

ここまで読んでいただきありがとうございました