日本語でかかれた本にも関わらず200万部を売り上げた
大大大ベストセラー
インドの神、象の形をしたガネーシャが
ユーモアたっぷりに
そして成功者の引用たっぷりに
成功者とは何なのか?
そのためには何をすればいいのか?
を教えてくれる
小手先のテクニックではなく
時代が変わっても環境が変わっても使える知識がてんこもり
人生の軸としている1冊
それがおもしろいうえに
AmazonPrimeで無料で読めちゃうなんて読まない理由がない!!
使える自己啓発が読みたい
自己啓発というものを読んだことがあまりない
笑いたい
幸せな人生を送りたい
AmazonPrime会員
人間
象
どんな方にもおすすめな1冊だ
あえてオススメしない人をあげるなら
重厚感がある文章を好む人、ふざけないでまじめに教えて欲しい人、魔法のような即効性のある技が知りたい人
かな
内容もてんこもりだし面白さもこの記事では伝えきれない
そもそもPrime会員なら無料で読めるんだからこの本を読んでほしい
と思いつつも
特に気に入っているフレーズを3つ紹介する
これから読むきっかけや再読のきっかけにでもしてもらいたい
『夢をかなえるゾウ』の3ポイント
人を喜ばせる人=金持ち
お金いうんはな、人を喜ばせて、幸せにした分だけもらうもんや。せやから金持ちに『なる』んは、みんなをめっちゃ喜ばせたいて思てるやつやねん。でも、お金持ちに『なりたい』やつは、やれ車が欲しいやの、うまいもんが食いたいやの、自分を喜ばせることばっかり考えとるやつやろ。(中略)自分はとにかく人を喜ばせたいし、助けたい。そういう人間になることや
おそらく古より言われ続けていること
お金は価値を提供した対価としてもらうもの
相手は価値をもらい、自分は対価としてお金をもらう
結果的に富が増えるというのが本来の商売
どうもお金は我慢して、時間と引き換えにもらうもの
あるいは、人をだましてもらうもの
お金稼ぎは悪いこと
みたいな洗脳を日本人はうけている印象がある
人間が一番の喜び、幸せを感じるのは
人に貢献した、喜ばせたと感じたときだというのは
『嫌われる勇気』で一躍有名になった「アドラー心理学」でもいわれていることだ
マズローの欲求の5段階というのを知っているだろうか?
そこでは一番上は自己実現の欲求となっている
しかし、それにも実は続きがある
晩年にマズローは6段階目を加えた
それが自己超越
自分のためだけでなく他者への貢献への欲求
そしていま、経済価値を追求することが求められ、社会価値を追求するNPOと棲み分けていた営利企業が社会価値を提供する流れがある
これはそうしないと企業が存亡できないという外部的な制約もあるが
モノが満たされた世の中で人々が求めているものが変わってきているということだ
働きがいのある企業とは世の中への貢献を強く感じられる企業になってきている
優秀な人材こそが企業の最大の資産
そしてその優秀な人材が求めているのは社会価値の提供なのだ
ここらへん詳しくは以下書評で
![](https://thun-fine.com/wp-content/uploads/2019/08/暑い、足りない、隠せない-世の中の企業のあり方-320x180.png)
かつては人を喜ばせることが仕事というのは綺麗事だったのかもしれない
いまもまだ綺麗事なのかもしれない
ただ少しずつ変わってきている
価値を提供するのが仕事
価値を提供しようと思えば自然に自分は成長しなければいけない
自己実現していく
そして最高の欲求である自己超越が満たされる
そこを目指すということは忘れないでいきていく
自分の能力がいちばん発揮される職種を選ぶんやで。それが見つかるまでは、絶対探すのやめたらあかん。あきらめんかったら、絶対見つかるから
喜ばせる方法としては
なにかためになることを伝えたり、ものをあげるだけじゃなく
笑わせたり、ほめたりってのもある
そもそも相手をよく観察して何が喜ぶのかって考える段階がある
ここらへんも本の中にぎっしり書いてある!
ちょっとだけ次で紹介
・人を喜ばせる、そしてその喜びを知る
人を欲求を探る
「人はな、わざわざ『◯◯が欲しい』なんて教えてくれへんのや。人が何を欲したがっているかをこっちが考えて、予想して、提案していかなあかんのや。人の欲求を満たす、いうんはそれくらい難しいことなんやで。
「人がやりたいこと、人が持っている夢、人がどうなったら幸せやと感じるのか、その事考え続けていけば、成功なんてすぐそこや」
さっきの人を喜ばす=お金持ちはマインドっぽい話
一方こっちは技術の話だ
人を喜ばすってのはなにか耳障りのいいことを誰でもいいからいうわけではない
誰もをおだてるとかそういうのではない
自分が良いと思うものをひたすらおすのでもない
1対1で向かい合うならその目の前の相手をよく観察して、その人が求めているものを与える必要がある
1対多だとしても、漠然とした多ではなく、自分なりに具体的にイメージした仮想相手が求めているものを与える必要がある
そのためには良く観察し、良く聞き、徹底的に考える必要がある
そしてここからさらに難しいのが、相手自身でさえ欲しい物をわかっていないことが多いということだ
世の中のニーズを集めたものからは大ヒットはうまれない
ニーズは現状の延長に多いからだ
目の前に「これが欲しかったんでしょ?」と提示する
それをやってのけたのが
馬車の時代に車を走らせたフォードであり
iPhone、Mac、iPodをうみだしたジョブズである
結局は、周りに対する深い洞察だけでなく
本人がいかに熱狂しているか、とういことにもなってくる
「これが実現したらどんな未来が待ってるんだろうとワクワクする」
そんな情熱に掻き立てられた人によってイノベーションはうまれてきた
世の中のニーズとタイミング、自分の興味がピタッとマッチしてしまったとき
大きな幸せが生まれる
両方ないとだめなのだ
とちょっとここで言いたいことがぶれてしまったが
ここでいいたかったことは
良く観察し、良く聞き、徹底的に考えてニーズを探ろう
とういことだ
ブログ運営でもこれが一番大切だといわれている
良く観察し、良く聞き、徹底的に分析するってのは
学びにおいても重要
すごい人を真似るときに行うことだ
・良く観察し、良く聞き、徹底的に考える
意識を変えることはできない
「今から言うことは大事なことやから覚えときや。人間が変わろうと思ても変わられへん最も大きな原因は、このことをりかいしてないからや。ええか?『人間は意識を変えることはできない』んやで」
「意識を変えることはできない……」
「そうや。みんな今日から頑張って変わろう思うねん。でも、どれだけ意識を変えようと思ても、変えられへんねん。人間の意志なんてめっちゃ弱いねん」
(中略)
「その場で、『今日から変わるんだ』て決めて、めっちゃ頑張ってる未来の自分を想像するの楽やろ。だってそん時は想像しとるだけで、実際にはぜんぜん頑張ってへんのやから。」
意識変えるだけじゃだめ、じゃなくて、意識を変えることはできない
て言葉は強いなー
意識だけ高いけど行動が伴っていない人を揶揄して「意識高い系」などといったりする
この言葉を使うと
本を読むだけじゃ「意識高い系」
本を読んで行動した人が「意識高い」
になる
読むだけじゃ変わった気になるだけで
実際には変わっていない
残念ながらこれが真実だ
一時期、自分と友人でこのように自己啓発を読み漁っていた時に
「これはドラッグだな」と話したことがある
読むとなんだか最強になった気分がしてきてしまう
それで次を読んで、次を読んで
行動に移さないまま時間だけが浪費していく
これだとやっぱりもったいないんだな
とにかく「人間の意志は弱い」
だから意志には頼っちゃだめ
なにかをやるなら周りを巻き込んだり、宣言したり、習慣を味方にしたり
行動しやすい、あるいは、せざるを得ない環境をつくることが大切
ただここに関しては個人的には
すぐに実行に移せないとしても、それはそれとして本を読み続ける意味ってのはあると思っている
あんまり真面目に捉えすぎて本が読めなくなっちゃうくらいなら
読んで気分よくなるだけでも読んでおいたらいいじゃないかと
編集者箕輪さんもこういっている
「意識くらい高くもて」
![](https://thun-fine.com/wp-content/uploads/2019/07/狂ってこそ人生!-320x180.png)
すぐに行動に移せないなら無理に動かなくてもいいのじゃないかなと?
その本に人を動かすほどの力がなかっただけ、タイミングが悪かっただけ
人間なにがきっかけになるかはわからない
意識を変えることはできない
人間の意志は弱い
アウトプット・行動がなにより大切
ということは頭に入れた上で
あまり気負いすぎずにそれぞれのペースで
ちょっとずつ行動を変えていく
そんな読書もいいな
といってもそんなこと言ってられないくらい
この本読めばなにかしたくなる
・自分のペースで着々と、読書→行動のサイクルを回す
『夢をかなえるゾウ』は大切な人生観がぎっしり
- 人を喜ばし、喜ばす楽しさを知り、それを仕事にする
- 人を喜ばすには、良く観察し、良く聞き、徹底的に考える
- 読書→行動が大切!そうはいっても読書は自由だ!
冒頭でも触れたがこれは是非本そのものを読んでほしい
ためになるのはもちろんのこと
とにかくおもしろいので!
ここまで読んでいただきありがとうございました