ビジネス書

【書評】『メモの魔力』前田裕二|自己分析にも何にでも使える抽象化の技術

SHOW ROOM社長の前田裕二さんの二作目

前田さん本人が100万部売ることを目標にしていて、そこまで大きくないマーケットであるビジネス書という世界で2019.10.24時点で40万部を突破

 

前作の『人生の勝算』も良かった

「メモ」というと記憶(メモリー)に残すためのものを
想定してしまうが

この本は、別にきれいにメモを書くための方法がかいてあるわけではない

インプットを、最大限活かすための方法

姿勢としてのメモが紹介されている

ビジネスに限らず、僕から生まれ出るほぼすべてのアイデアは、ふだん無意識に通り過ぎてしまいそうなことに目を向けて、逃げずにそれらを「言語化」することで生まれています。その知的生産の過程を「メモ」と読んでいるのです。そして、この、人間にしかできない知的生産活動こそが、仕事の真髄であると思います。

 

身の周りのあらゆる情報にアンテナを張り、そこから何らかの知的生産を行う知的生産を行う意識を持てているかどうか。この、弛まぬ知的好奇心と、知的創造に対する貪欲なスタンスこそが、メモ魔として最も大切にすべき基本姿勢であり、この本に出会ってくださった皆さんにフォーマット以上に身につけてほしい素養です。

 

とぅーん
とぅーん
ふだん無意識に通り過ぎてしまいそうなことに目を向けて、逃げずにそれらを「言語化」する

これぞまさにインプットを最大の成果に結びつける姿勢!!

 

こんな方にオススメ

インプットを最大化するための方法を知りたい人

前田さんのことを知りたい人、『人生の勝算』が好きな人

自己分析をふか〜〜くやりたい人

※整理して紙に残すことで、いつでも思い出せるようにするメモの方法を求めている方には適してないです!

 

 

『メモの魔力』の3ポイント

ファクト→抽象化→転用

とぅーん
とぅーん
いインプットを単なるインプットで終わらせずに、知的生産につなげるためのメモ術ってのはどんなものですか?
メモの魔力
メモの魔力

僕のメモ術のエッセンスは、シンプルに3点です。
①インプットした「ファクト」をもとに、
②気づきを応用可能な粒度に「抽象化」し、
③自らのアクションに「転用」する。

 

インプットを最大化するメモのとり方が

ファクト→抽象化→転用

これが
インプットを最大限活かすメモ術!!

樺沢さんが『アウトプット大全』などで紹介している
気づきとToDoてやつと、流れは似ている

気づきを汎用的なものに昇華する
というこのプロセスがちょっと違う

樺沢さんは、かなりToDoに重きをおいているが

前田さんはこの抽象化、汎用化

人間の強みと捉えていて、とても大切にしている

「抽象化」こそが僕のメモ術の根幹です。もっと言うと、人間に与えられている最も重要な思考機能であり、最大の武器であると、確信を持って断言できます。

 

メモ帳の使い方としては

見開き2ページのうち
右側ページの真ん中に縦線をひく

左ページがファクト記述欄
普通のメモ欄

で、右ページの
左側が「抽象化」、右側が「転用」欄

 

ここらへんの具体例などは

是非本で確認してみてほしい!!

 

講演会や授業を聞いたとき
本を読んだとき
なにか頭にひらめいたとき

いつでも使える

 

例えば学校の数学や物理の問題なら
一見見た目の違う問題でも抽象化して本質が同じだと気づけるかどうか?
が学習の肝だったりする

表面に現れている事実からその本質を捉えられるかどうか?
これが学習効率をあげるための最大のポイント

 

単にインプットして終わりではなく
それを自分のものにするための方法としてとても良い

インプットした情報、ファクトを、メモ魔式で抽象化、転用する。

 

抽象化のコツ

とぅーん
とぅーん
抽象化って言われてもよくわからないんですけど具体的に何をすればいいんでしょう?
メモの魔力
メモの魔力

 メモをとる上では、現象を言語化する「What型」と、特徴を抽出する「How型」、抽象化して事の本質を知る「Why型」があり、全て便利ではあるが、知的創造においては「How型」と「Why型」、特に最後の「Why型」が大きな価値を生み出すことが多い、とだけ、覚えておいてください。

抽象化するときは

「Why(なぜ)」「How(どのように)(どうやって)」と問えばいい

世の中で何かがヒットしているとする
そしたら、その理由の部分を抽象化するならなぜ?を繰り返していく

この時に例えば「〇〇さんが出ているから」だと当然抽象度が低いので、人気の俳優さんが出てるから、というようなことも必要だ
これはWhatでの抽象化

そのマーケティング方法や、そもそもヒットしているってなんだ?と思えば
どうやって?どのように?と繰り返す

 

ロジカルシンキングの本などでも
問題の本質を見極めるときは「Why」を5回繰り返すなどと言われたりする

 

表面に現れていることをより深く知るためには
自分で問いをたて、それに答えていうというステップが必ず必要なのだ

Why、Howでインプットに対して問いを立てる

 

自己分析

さて、そして

実はこの本にはもう一つメインテーマがある

それが自己分析

 

「自分は何者か」「今、何がやりたいのか」「これから何をやっていくのか」といった問いに明確に答えられる人間であるかどうかが、今後、ますます大事になっていきます

 

「自分をよく知ってなにかに熱中している人」こそ、多くの共感を集める人になる、すなわち価値を持つのだと強く思います。

ここまでなら、他の本でも似たようなこといってる

ここからがこの本のすごいところ

前田さんは

自分が何者かということを知るために

自己分析を

1000問 !!

もやっていたのだ

しかも、いっこいっこが

前田式メモである

つまり見開きを使うので
ノートは30冊以上

そして、付録としてその1000問が最後にのっている

やはり成功者のこの狂ったような徹底の仕方ってのはすごい

徹底して、なにかで1位になる

 

「自分は何者か」
「今、何がやりたいのか」
「これから何をやっていくのか」

 

これが重要であろうということに気づける人はいるだろう
たぶんこういう問題意識をもつだけでも人口の10%くらいなのかもしれない

そして、さらに、それをある程度煮詰める人もいるだろう
100問分くらいの分析ならする人はいるだろう
これで1%くらいだろうか

ただここで1000問やるってなると

もう0.00..1%くらい

「自己分析にかけた時間、質問数なら1位です」っていえる

この徹底ぶり てのをしっかり肝に命じておきたい

そしてこの徹底(熱中)ぶりが 人に影響を与え、巻き込む

ツイッター内では、

「#自己分析1000問」

とかいうハッシュタグでやられたりする

正直自分は1000問はやれない
幼少期や小学校の頃のことも分析するのだが
そもそも覚えてないし、、、 てかんじ

ただ、本の中では中学より前の時代を厚めにやれ、と書いてあるのでなんとか思い出そうと思っている

それでも、100~200問くらいはやろうと思ったし
時間をみつけては、前田式メモでやっている

おかげで自分のやりたいことや好きなことがやる前より明確になってきている

抽象化の練習にもなる

まずは100問でいいから自己分析問題をやってみる

 

『メモの魔力』で自己分析+知的創造ノウハウゲット!

  • 自分をよく知ってなにかに熱中している人になるためのヒントがもりだくさん
  • 抽象化→転用での知的創造
  • メモを自己分析に応用して徹底的な自己分析

 

自己分析の本としても、知的生産術の本としても、やる気が出てくる自己啓発本としても良い本です!

気になった方は是非手にとってみてはいかがでしょう

 

ここまで読んでいただきありがとうございました

 

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