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【書評】『手ぶらで生きる。』しぶ|ミニマリストを知るなら読んで間違いなし

 

持つことはコストだ

車を持てば駐車場代と保険代と自動車税がかかる

家を持つと利子を払い続けねばならない

引っ越しをすることも非常に難しくなる

 

ものをたくさんもつとそれが手放せなくなり
それがだんだんと重荷になっていく

かつてはいい時計を身につけ、いい車を持ち、いい家に住むことが理想とされていた
それがステータスだった

今はそんな持ち物でステータスを表現する時代は終わった
そんなものに憧れている若者はどんどん減っている

テクノロジーの発達のおかげもあって、持たなくてもシェアすれば良いようになり
人生100年時代で、身軽に生きることが有利になりやすい時代となった

 

そんな中で注目されているのが

ミニマリスト

最小限のという意味のminimalから派生した言葉で
最小限にして生きよう、という人たちのことを表す言葉だ

 

なんとなくは知っていたし
ものを持たない生活には憧れていたがいまいちどうしたらいいのかわかってなかったが
この本は網羅度と具体度のバランスが非常にちょうどよく

ミニマリストの実践方法を書いてくれている

これを読んで以前からしようしようとしていたキャッシュレスをやっとはじめ
引っ越し後で冷蔵庫を買うか悩み始め、食事について考え
服を同じものに揃えちゃおうと決意した

こんな方にオススメ

ミニマリストというものについて知りたい方

ミニマリストになるためにできることを具体的に知りたい方

節約したい方

本書の中では

暮らし、もの、体、時間、思考、人間関係
に章を分けて全部で50この具体的な方法が書かれている

いつも通り、自分が特に気になったポイントに絞ってご紹介

 

著者のしぶさんのブログはこちら

 

そもそもミニマリストとは何か

行動の話に入る前にまずは基本的な考えの部分について

とぅーん
とぅーん
そもそもミニマリストってなんですか?モノを減らせばいいんですかね?
手ぶらで生きる。
手ぶらで生きる。

そぎ落とすべき「無駄」は、お金の出費や物の量だけでなく、生活スタイルや思考、人付き合いまで、人生のあらゆる局面におよぶ。
カネ・ミニマリズム(お金)
モノ・ミニマリズム(物)
トキ・ミニマリズム(時間)
ヒト・ミニマリズム(人間関係)
コト・ミニマリズム(思考・行動)

単に物を減らす、お金を節約するだけがミニマリズムではない

時間や人間関係、思考や行動も最小化する

 

最小化するってのは
単に少なくするって捉えると微妙に違くて

本当に必要なものを明確にしてそれに特化する

といった方が正しいだろう
自分にとって大切なことに時間やお金を使えるように
そうでもないことの無駄は削る

よくいう”選択と集中”てやつ

周りに流されるのではなく
意志を持って捨てる
こうしていく中でますます大切なものの価値が上がっていく

 

もともと自分はいろいろなものを自分のことはある程度自分の管理下に置いておきたい人なので

家計簿はマネーフォワードでつけてるし月ごとの予算は決めてあって
貯金や投資の口座の状況を確認するようにしてるし
家にある所持品をすべてエクセルに記入するようにしている

密かに暮らし管理に関してはアプリ化しようと計画中だ!

冷蔵庫を持たない

とぅーん
とぅーん
何かミニマリストをはじめたきっかけはあるんですか?
手ぶらで生きる。
手ぶらで生きる。

「冷蔵庫 なし」と検索したことで始まった僕のミニマリスト人生。

これの実践が今非常に迷っているところ

今は引っ越したばかりで冷蔵庫なし

<メリット>

  • 冷蔵庫という大きなものを持たなくていい
  • 買い置きがなくなるので間食が減る

<デメリット>

  • 食事の保管ができない
  • 冷たい飲み物が飲めない

 

簡単に引っ越そうと思うと大きな物体筆頭が、洗濯機と冷蔵庫
だからなくせるもんならなくしたいなーと思っていた
(ベッドは持っていない、椅子机本棚もまあまあでかいが。。。)

冷たい飲み物はもともと飲まないので問題ないし
徒歩1分にスーパーがあるので買いだめる必要もないのだが
自炊をしつつ一人暮らしで食費を抑えようとすると冷蔵庫はどうしても必要になる

仮に3万の冷蔵庫を買って15ヶ月使って捨てたとしても月2000円+電気代
冷蔵冷凍を使って作りだめをすれば月2000円は節約できてしまいそう

次にも関係してくるが、健康と節約を両立した食生活をどうしたら実現できるのか?
これは考えていきたいのだが

とりあえず冷蔵庫は買ってしまおうかな
これ書きながら決めました笑

冷蔵庫冷凍庫がないパターンをイメージしてみる

1日1食

とぅーん
とぅーん
食事はどんな感じですか?
手ぶらで生きる。
手ぶらで生きる。

 僕は1日1食で生活している。
実は、タモリさん、ビートたけしさん、福山雅治さんなど、有名な人にも1日1食を実践しているという人は多い。みんな若々しく、元気な人ばかり。
歴史をたどってみると、江戸時代までは1日2食が普通で、1日に3回も食べるようになったのは近年のことらしい。本来、人間は「飢餓に強く、飽食に弱い」生き物なのである。(中略)
だから今、「飽食」になった現代の食スタイルを見直して、本来のヒトの正しい食生活である「1日1食」に回帰する人が増えている。

 

小中高大大学院と、しっかり3食食べてきた人間だったが
これを機に朝飯をやめてみた

朝ごはんを食べたほうが、朝元気になっていい!みたいな意見をかつてよく聞いたが
どうもあれは嘘っぽい

他の食事の本でも朝飯はあまり食べなくてもいいようなことも書いてあったので
そこらへんを改めて見直した上で
食べ過ぎないで脳にも体にも良い食事にしていく

朝飯を抜くのに慣れてくると
昼も案外お腹も空かず、食べなくても良さそうな気もしてきている
野菜スープくらいとるのが理想なのだろうか?

 

この本の中でも具体的な食事も紹介されているので
それと、他の本
世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事
医者が教える食事術
シリコンバレー式 自分を変える最強の食事術
あたりを読み返して食生活を再検討

食事の本を読み返し、健康な食生活を確立する

毎日同じ服を着る

とぅーん
とぅーん
服もなんだか数が増えて管理しづらいです。
手ぶらで生きる。
手ぶらで生きる。

 僕は毎日同じ服を来ている。もはや「制服」である。
同じカットソーを4着、スキニーパンツを2本、コートを2着持ち、Tシャツや靴下、下着なども4着ずつ揃えている。
服だけでなく、靴もそうだ。

自分は大学の時から、授業の後に塾講のバイト入れて
スーツで行っていたって感じの人

下手に服を選んでダサい格好するくらいなら
制服のようにしちゃってそういうもんだと相手に思わせちゃうほうが確かに楽だ!

ちょいと前に
フランス人は10着しか服を持たない』という本も話題になっていたが
組み合わせの余地くらい残して服を少なく統一させてしまおう

この服も定番を選ぶ、無地を選ぶなど
選ぶ基準までのっけてくれていることが良い具体度

服の制服化を進める

財布を持たない

とぅーん
とぅーん
キャッシュレスを進めたいんですけどどうしたらいいですか?
手ぶらで生きる。
手ぶらで生きる。

 小銭も収納できるキーケースとマネークリップ。ミニマリストにも愛用者の多い、アブラサスの物を使用している。とにかく薄いのが特徴で、ズボンのポケットに入れても財布の存在感を感じないほど。

 

 

スマホが格安SIMにしてiPhone6sなせいで
モバイルスイカが使えないのが悲しい点だが

これを機に

スマホケース購入(Suicaとクレジットカードと家の近所のサミットのポイントカードの3枚収納)
カード3枚入ればいいので適当に1000円くらいのものを購入

apple watchとか持ってるのが理想だがちょっと高いので保留
今までいちいちチャージが面倒だったのでVIEWカードも申し込み


 

 


アブラサスのマネークリップとキーケースは5か0のつく日に楽天で購入
マネークリップにはクレカ1枚、キャッシュカード2枚、免許、保険証を今のところ入れる予定

マネークリップやキーケースは結構長く使えるものかな?ということで安物よりはしっかりしたものでもいいだろうと判断

今まで使っていたボロくて分厚い財布とはさようなら



まとめ

  • 冷蔵庫は買うが、その必要性も含め食生活を検討する
  • 服を厳選する
  • マネークリップとキーケース、スマホケースを購入

ちょうど一人暮らしを始めたタイミングというのもあって
いろいろと買い物も含め実践してみました

身軽に生きたいと思っている人は
50この具体例の中に実践したいことがあるはずなので
ぜひ読んでみてはいかがでしょう

目次見るだけでも結構価値ありです

 

ここまで読んでいただきありがとうございました