ビジネス書

【書評】『夢をかなえるゾウ2』水野敬也|ガラパゴス諸島で本を読もう!

 

インドの神ガネーシャが
ユーモアたっぷりに
人生で大切なこと教えてくれるシリーズの第2弾

第1弾はこちら

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ふつうに書いても素晴らしい内容なのに
それをめちゃめちゃおもしろく書き上げている

ハイパー良本

単に読み物としてもささっと楽しめる

まずは1から読むこと推奨だが
1が好きだった方は間違いなく楽しめる内容となっている

AmazonPrime会員なら無料で読めてしまう
なんというありがたい世の中

 

今回は自分の行動を変えたきっかけというよりは
伝え方として感動したものを中心に紹介!

 

 

圧倒的ユーモア

この本最大の特徴といえば何とってもユーモア!

面白く伝えることの大切というものを思い知らされる

 

たとえば冒頭のここ

ガネーシャ様へ
相対性理論の件では大変お世話になりました。E=mc2の数式を尻文字で表現されたときはいささか驚きましたが、突きつめれば宇宙とはそのようなものなのかもしれませんね。
P.S.
写真に写るとき「ベロ出したほうがキャラが立つで」のアドバイス、本当にありがとうございました。
アルベルト・アインシュタイン

 

とぅーん
とぅーん
尻文字って!
「突き詰めればそのようなものってのも全く意味わからないし
そしてベロ出しまでアドバイスしていたとはおそれいった

こんな調子で冒頭から
エジソン、ナポレオン、ベートーベン、パスカル、アームストロング、ガンジー
らも指導したとして手紙を紹介してくる

偉人を使ったネタは1から健在

偉人を引っ張り出して面白おかしくしつつ
さらっと名言を紹介してきたりするのにはただただ感服

 

ユーモアについては、この本の著者の『ウケる技術』という本が評判良いので読む!

・発信にユーモアをいれる

・『ウケる技術』を読む

本で解決できない悩みはない

 

今更読書の良さなんて敢えてとりあげるつもりはないのだが読書のメリットの表現としてサイコーなので紹介

「本を読んだくらいで何が解決するっていうんですか」
するとガネーシャは不思議そうな顔をして言った。
「いや、むしろ本読んで解決せえへん問題なんてあれへんで」
そしてガネーシャは図書館を見上げて言った。
「仕事、お金、人間関係、幸せ……人間の悩みなんちゅうのはいつの時代も同じや。そんで本ちゅうのは、これまで地球で生きてきた何億、何十億ちゅう数の人間の悩みを解決するためにずっと昔から作られてきてんねんで。その『本』でも解決でけへん悩みちゅうのは何なん? 自分の悩みは地球初の、新種の悩みなん? 自分は悩みのガラパゴス諸島なん?」

 

とぅーん
とぅーん
どうです?ガラパゴス諸島に行ってみたくなりましたか??ガラパゴス諸島はエクアドルにある自然豊かな島で世界遺産にも登録されてます!

ガラパゴス諸島は孤立された島という環境のお蔭で独自の進化を遂げた生態系が特徴!

ガラ系携帯で使われているガラパゴス化ってのはそういう「孤立した独自の進化を遂げる」って意味

・ガラパゴス諸島に旅行する

 

じゃなくて!!
(はい、ユーモアだそうと奮闘してます^^;)

 

読書に話を戻す!
ここでいう読書は小説よりはこの『夢をかなえるゾウ』のようなビジネス書(自己啓発書)のこと

大抵の悩みは本読めば解決するってのは半分真実で半分嘘

半分真実なのは書いてある通り
まあ確かにSNSやAIみたいなテクノロジーに関係する悩みとか
高齢化社会、年金問題とかってなるとずーっと昔からある悩みではなかったりはするが

自分が悩んでいるとして
その悩みを初めて抱いたっていう可能性は限りなく0に近い
本、あるいは、ネットで検索すれば解決法はのっている

さっきいった昔なかったような悩みもよくよく見ると昔に似たようなことがあったというのも少なくない

 

さて、で、半分嘘なのは

わかる、と、できる、は違う

みたいなことだ

ここらへんは『夢をかなえるゾウ』の1にも書いてあった

「この悩みはこれで解決できるよ!」
といわれたところでそれを実行できるかはまた別の話

答えを探すことよりは実行に移すほうが10倍くらい難しい
さらに実行してもすぐに解決しない状態で継続するのはさらに10倍難しい

そういう意味では読書の効果は小さいようにも感じる
全部で100のうちの最初の1だ
それでもやっぱりきっかけってのは大切
0→1ってのは大変だから

漠然とした不安に対して
何かしらの知識や解決策を知っているというだけで心の持ちようも変わってくる

ある日、自分にぴったりはまった本に、ぴったりはまったタイミングで出会うことがある
そうして得たきっかけをいかし、その本を信じてそれを実行し続ければ新しい世界が見えてくる

アウトプットの重要性についてはこちらの記事でも紹介してます!

【書評】『アウトプット大全』樺沢紫苑|さあ、アウトプットをはじめよう! アウトプットアウトプット言われたってさ なにやればいいのさ?? そもそもインプットとアウトプットとどっちが大切なのさ? ...

・本読む、実行する

 

言葉は最初の行動

1ではでてこなかったがこの2では
貧乏神の幸子さんがいい味を出している

貧乏な人にとりつくという幸子さんが
どうやって貧乏な人を見極めているかをきかれたときの一言

「『言葉』というのは、その人の一番最初の行動ですからね。私たち貧乏神は人間を見るときは言葉に注目するのです」

 

「『言葉』が最初の行動」

たしかにそうだ

ネガティブな発言ばっかりしていると
どうしても周りもネガティブになるし
どんどんネガティブが集まってしまう

できないって考えていたらどんなにやってもできない

 

一方ポジティブな発言をしていると
ポジティブが集まってくる

できない理由ではなくできる理由を考える習慣をつければ
挑戦回数も増えるし成功確率は大きくあがる

思考というものは抽象的なので変えることが難しい
変化は大変なので行動をいきなり変えるのも難しい

ただ思考を具体的化したもの
行動の一番最初のもの
である言葉は変えられる

 

自分はリアルでも努めてポジティブな発言をするようにしてきた
ネガティブな言葉はかなりシャットアウトしてきた
もう少しとりいれてもいいんじゃない?てくらいにシャットアウトしてきた

だからあんまり悩んだこととかはない
悩みに気づかなくなってしまった
ちょっとした自分への洗脳だ

ちょっとした困難、失敗とかも
「おっ、成長チャンスか、ラッキー」みたいなかんじ

これはポジティブと言うよりはもはやひねくれであり、かまってちゃんだが
高校生のときに先生に怒られたときもこうだった

とぅーん
とぅーん
この人、俺のためにすごいエネルギーと時間をつかってくれてる、うれしい、ほれそう

 

いや、まあ、ほれそう、は嘘なんだけど
こう思ってニヤニヤしてしまってさらに怒られたことは何度もあった^^;

でも結局そうやって関わった先生とは今でも仲良くしてる

 

人は集まるとすぐ愚痴をいったり
なにか悪いとこばっかり探そうとしたりする

あれはやってはいけない、あれをやるべきだ
それは危険だからやめておいたほうがいい、とがんじがらめにしてくる

そんなことをしている限りは自分らしい人生は手にできない

 

そういうものを振り切って
まずは言葉にして宣言する

行動が変わらなくてもまず言葉を変えていく

宣言した後に、それを嘘にしないために行動を追いつかせていく

行動が追いつかないと嘘つきになってしまうので気をつけなければいけないが
これがいままでの自分のスタイルだ

 

・まずは言葉を変える

 

 

まとめ

  • 発言にユーモアをいれる
  • ユーモアを学ぶ(ウケる技術を読む)
  • ガラパゴス諸島について調べる
  • 言葉を変えて、行動を変える

 

自分はこの本を読んで
本の内容そのものというより

伝え方というものを強く意識するようになりました

なので行動を変えるきっかけというよりは
気に入ったフレーズを紹介させてもらいました

いかがだったでしょうか?

たぶん内容は伝わっていないと思うので
内容知りたい方は本を読んでいただけたらと思います(責任放棄😂)

 

ここまで読んでいただきありがとうございました

 

 

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