読書会というものをご存知だろうか??
ひとえに読書会と言っても
いろいろあるが
これは単に「読書をする会」とは限らず
「読書好きが集まる会」を含む
というかほとんどがこれだ
例えば集まって
好きな本の紹介をする
これが「本紹介会」や「本好きのための会」などという名前ではなく
「読書会」という名前である理由は
一見読書は一人で楽しむものに見えるが
読者一人ひとりによって異なる感想や読書傾向の共有まで含めての一連の経験こそが
「読書」である、そんな思いがこめられているからなのかな
と思ったりする
いきなり読書会についてつらつらと書いたが
別に自分は読書会にたくさん参加しているわけではない
というか最近初めて読書会に参加した
そこで今回はその初参加のレポートを書いていく
読書会に参加してみたいと思っているけど尻込みしている方
読書が好きだが、読書会というものを知らなかった方
自分が初参加するにあたって抱いた疑問や不安
- そもそも何するの?
- どんな本を紹介したら良いの?
- どうやって紹介したらいいの?
これらの疑問に答えいてく
読書会初参加のきっかけ
読書会ってなんなんだろう?興味あるけどちょっと怖いな。。。
そもそもネット上の人とリアルであったことないし
でもいつか行ってみようかな?
そんなことを思っていたある日
Twitterでとある読書会主催者の方から「参加しませんか」と
声をかけていただいた
その際も「いつか行こう、今回はまだ」こんな思いがまず最初に浮かんだ
ただ、この時に「今じゃない理由が本当にあるの?」と自問したわけである
ついついなんでも先延ばしにしてしまう自分
そんな自分じゃ駄目だなと日々思っていたので
「こうやっていつも先延ばしにするからだめなんだ!
行ってみればいいだろ!」
ということで「行きます!」と宣言
こんなかんじの勢いで参加を決めたわけだ
ただやはり直接「参加しませんか?」
と声をかけていただいたのは
本当にありがたかった
何するの?
いくと宣言したはいいものの
そもそもどこでやるかすら調べてなかったし
何人くるのか?
どれくらいの時間かかるのか?
そもそも何をするのか?
それすらもわかっていない状況
ここから調べたところ
今回の読書会は
都内で8人で一人15分くらい本の紹介をする
その後ランチ会もある
という情報を手に入れた
読書会といってもいろいろあり
- 人数
- 時間
- 内容
などそれぞれだろう
今回でいうと
- 8人
- 1人15分の紹介時間
- アイスブレイク+本の紹介+ランチ
だったというわけだ
どんな本を紹介するの?
さてここで次の問題
「どの本を紹介する??」
他の参加者の情報がない状況で
紹介本を考えるのは難しかった
まずはどの本を?よりももっと広く
「”どんなテーマの”本を?」という段階
読書会によってはある程度紹介本のジャンルを絞っているものもあるが
今回参加した読書会はオールジャンル
ということで主催者さんのブログをみて今まで数回の読書会の傾向を分析!
(これは別にしなくてもいいんだろうけど、気になってしまう人も多いだろう)
「小説よりは実用書っぽいものが多い」
得られた傾向分析結果はこれくらい
それ以上の傾向はない
- テーマ
→オールジャンル(実用書寄り)
ということがわかった
ということで今回は実用書っぽいものを紹介することに決定!
さて、あとはもう紹介する本を決めるだけだ
だけって言ってもここも大変なのだが
- 普段あまり本を読まない
- 仲の良い人に
- 1対1で
紹介するのは簡単だ
まずどういう本が読みたいかを聞いて
本を何冊か列挙していって
興味を示してくれた本について説明する
時間だって15分ではとてもとてもたりない
一方今回は
- 普段から本を読む
- 初対面の人に
- 1対多で
紹介しなければいけない
「単に好きな本っていったって決められないし
全員が読んでそうな本てのもつまらない
だからといって奇をてらいすぎるのもなー」
なんてことを思った挙げ句
自分が採用した選択基準
最近読んで好きだった本
自分だから伝えられることがある本
ということで
『フェルマーの最終定理』サイモン・シンにした
最近読んで
ブログ記事にもまとめたいなと思っていたし
理系で数学も好きなので自分だから伝えられることがあるだろうという理由
この基準だって当然自由だ
むしろ人気な本で好きな本を提示して
読んだことある人達との感想共有を目的にするのだって
良いと思う
まったく好きじゃなかった本を
「成仏させに来ました」
といって紹介に来る人もいるらしい!!
結局思い悩みすぎてもしょうがないから
自分が紹介したい本を
自分なりの基準で選んでしまえばいい
大丈夫
読書家さんは人それぞれ感想が違うことだって重々承知している
そして知ってる本だって知らない本だってどっちの紹介もしてほしい
↑これは自分が参加してみて思ったこと
どうやって紹介するの?
これに関しては結局作戦はたてなかった
というよりたてられなかった
大学院時代に学会発表などは何度かしていたので
人前で話すことには多少はなれているとはいえ
状況が違いすぎる
読んでいる時に貼っていた付箋部分を
行きの電車で読み返し
なんとなくこれだけは伝えようかな
くらいのことだけ考えて突っ込んでみた
(中には発表用のメモを作ってきている方もいた)
あとは紹介をすることで
どうやって紹介するのがいいのかを
探る機会としてつかわせてもらおう!
「良い発表にはならないだろうけどしょうがないじゃないか!!」
発表の練習させてもらおう、許してね
という開き直りスタイル
結果としては
内容や魅力の10%も伝えられたかはわからないが
まああれはあれで良かったかなというかんじ
ちょっと質問とかもしてもらえて良かった
所感
<良かった点>
- 初めて参加でも暖かく迎えてもらえた
- 読書×Twitterの魅力の新たな一歩を踏み出せた
- 普段読まないような本をたくさん知れた
- 読書好きの人とリアルで話せる機会を得た
<困った点>
- 読書傾向が把握できないままやるの難しい
- 距離を縮めるには時間がたりない
- 電子書籍で読んだ本は現物がないから紹介しづらい
電子書籍問題はおいておいて
やはり短い時間でせっかくなら縮めたい距離をどう縮めるか
というのは課題として残った
これに関しては慣れの部分もあると思うし
そもそも自分の性格や何を求めるかによっても変わるし
それぞれの読書会の趣旨によって変わってくるものなのかなと思う
ということで
これからも他の読書会とかも参加してみようと思う
ついでに自分で開催してしまえば
ある程度知っている状態からスタートできちゃうんじゃないか?
最初に名刺(好きな本を書いたもの)交換でもしたらいいんじゃないのか?
なーーんてことも思ったりした
こういうことをやっている読書会もあるのかもしれない
より楽しむためにもいつか自分で開催するためにも
月1くらいは参加していく!
まとめ
行ってみないと何もわからない
とりあえず行ってみよう!
いけばわかるさ!
まとめは元も子もないようなことになってしまったが
結局行ってみないとわからないので
是非勇気をだしていってみてはどうでしょう??
ここまで読んで頂きありがとうございました
実際に参加してみての様子はこちら!