読書術

ビジネス書再読のメリットと方法

 

世の中には膨大な数の本がある

さらに毎日新しい本が出版されている

そう思うとたくさんの本を読みたいという気持ちが強くなってしまいがちだが
今回は一度読んだ本をもう一度読む「再読」の価値について検討していく

小説の再読も良いのだが、今回はビジネス書に絞らせてもらう

 

こんな方におすすめ

ビジネス書をよく読む方

再読は大切だと思っているができていない方

 

読書の量と質について書いた記事がこちら

読書の「量 vs 質」 世の中にはこんなことをいう人達がいる こんな方達に言いたい さて、い...

再読は量(のべ数にはなるが)と質を同時にあげる方法

本当に価値ある本は10冊のうち2冊

パレートの法則というものをご存知だろうか?
働きアリの原理とも呼ばれるが

「全体の2割が8割の成果を生み出している」という経験則だ

これをテーマにした信長が主人公の時代小説が結構面白い

 

 

2割とか8割という数字はあくまで目安だが
仮に10冊本を読んだらその中で本当に大切な本は2冊程度ということになる

受験勉強の世界でもよく言われるが
いろいろな参考書を均等にやるより
1冊を繰り返しやった方が効果が高い

とぅーん
とぅーん
もし万が一学校で問題集3冊もらったら、いらない2冊はキャンプファイヤー用か、丸めてチャンバラ用に使うのがベスト!(特に理系科目)

 

理由としては
10冊を均等にやると全部が60~70パーセントの理解になる上に、ちょっと見た目が違うだけの同じ内容の問題を何度も解くことになるので時間がかかる

一方、1冊を何度もやる場合は
最初に60%理解したとして
次の時は残り40%の問題を解けば良い

その40%のうち60%を理解すれば
最初の60+40×0.6=84(%)の理解になる

学習の時に大切なことはできる問題とできない問題を分別
できない問題をできるようにすることに集中することだ

 

これは読書でも同じで1冊の本を体に染み込ませるには
繰り返し読む必要がある

10冊読んだうちの1~3冊を繰り返し読む

 

さてだったら毎回再読をしていったらいいか?
というとそうとも限らない
というかそれだと時間が足りない

10冊読んでから数冊選ぶことで時間を節約しながら効果をあげることができる
他の9~7冊に書かれている内容を思い起こしながら読む1~3冊だからこそより価値がある

ということで自分の読書法としては

1テーマにつき10冊くらいは読む
そしてその中の1~3冊を繰り返し読む

 

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再読のメリット

一度読んでいる

再読の大きなメリットはやはり一度読んでいるということ

「たくさんの本を読むと自分の中に知識が身についてきて読み飛ばせるようになる、結果として速読できるようになる」
ということはよく言われるが

そもそも、同じ本をもう1回、なら当然読み飛ばせるところが多い
1回目に重要だと思ったがもうわかっていること、を読み飛ばすことで
早く読める上に
1回目では気が付けなかった重要な部分が見えてくる

逆に1回読んだ時に重要だと思っていたが忘れてしまっていたことは
「そうか、これを忘れてしまっていた!」という印象とともに頭に刻み込むことができる

 

先ほど問題集の取り組み方でいったように
最初に60%の理解だったものが他の新しい本を読むより短い時間で84%になる

 

新しい知識が身についている

ある1冊を読んでから他に9冊くらい読んで

また最初の1冊を読むと他9冊と比較しながら読めるというのも大きな効果

 

  • 全部の本で共通で言われている内容があることを再認識できる
  • 似たようなことを言っているけれども微妙なニュアンスの違いがあることを発見できる
  • 真逆の内容を言っていることに気付ける
  • 言い方随分違うけど、結局同じこと言っていることに気付ける

などなど、複数の視点を持った上で1冊を読むことのメリットは大きい

 

ついでに1回目に重要だと思っていたが自分の中でもう当たり前になっていることってのも出てくる
これは自分の成長を感じられるという意味でメンタル効率がgood!!

 

再読の方法

頻度

一度読んだ後に、マーカー引いた場所だけは即座に読み直すが

丸々1冊読み直すのは短くて3ヶ月、長くて1~2年後くらい

今までルール決めてなかったが
これからはせめて名刺本は

最低年に1回は読んでいく

11~12月は再読期間に決定!
年の締め括りという意味でちょどよい(年度末ってのも良さそう)

再読期間を決めてしまう

 

再読本の選び方

前半でも述べたように

再読するのは1テーマ10冊読んだうちの、印象的だった本数冊

そういう本を見つけるために読んだ直後の感想や評価をを残しておくのは重要

 

自分は「ブクログ」という管理アプリで管理している
図書館、電子書籍、紙本などを併用する方や
読んだ本を手元に残さない方が多い方などは使っておくとよいだろう

その中で星4~5の本を再読する

こんなことしなくても、覚えている印象に残っている本を再読する
というのも1つの考え方

 

読書管理アプリについての記事はこちら

3大読書記録アプリ(読書メーター、ブクログ、ビブリア)徹底比較 「読んだ本を管理したい!」 こういう思いを読書家の皆様は感じているのではないでしょうか。 そこで今回はメジャーな読書管理...

読後の評価は一目でわかる形式で管理

 

読み方

知識の定着、強化のための再読で意識しているのは(再読じゃなくても大切かなと思うが)

真面目に一文一文読むのではなく、「もうわかってるや」というところを

さらさらーーっと読み飛ばすこと

 

もし1回目に付箋をつけながら読んでいるなら、自分にとって重要でなくなったことは付箋を外す
Kindleならマーカーを消す

こうして自分にとって重要なことがなくなってしまった時がその本からの卒業の時

 

何かの本でも読んだな!と思ったらその本に当たるのも効果的
再読では読み切ることよりも、深めることを重視するので

もう飛ばしていいところをある程度飛ばして
重要だと思う部分にしっかり時間を使うことができる

 

再読の時は緩急を大切にする

 

まとめ

  • 1テーマを深めるためには選び抜いた本を再読するのが効果的
  • 再読は、その本を読んだ経験があるので早く読める上に、他の本で培った新しい視点を使って読めるので、素早く深く読むことができる
  • 再読期間を決めて、再読本を選ぶための方法を確立して、緩急をつけて再読する

 

再読、大切なのはわかってても意外とさぼっちゃう部分でもあるような気がします
ビジネス書を自己研鑽のために読む方は再読も習慣に取り入れたいですね!

 

ここまで読んでいただきありがとうございました