小説

【2019年版】完全主観、本屋大賞大賞作品おすすめベスト7

2004年から始まり、年々影響力を強めている本屋大賞

2019年現在16回行われている

今回はその大賞受賞作品、全16作品の中から個人的に好きな作品を7冊、いわゆる神7(もう古い言葉かな。。。)をご紹介!

 

客観情報として大賞受賞作品の情報を集めた記事がこちら

【2019年版】本屋大賞歴代大賞受賞全16作品、基本情報と傾向分析まとめ 2004年からはじまって2019年で16回目となった本屋大賞 年々注目度があがっている本屋大賞の 大賞受賞作品に...

Twitterアンケート機能を使ってフォロワーさんに人気投票してもらったときの結果がこちら

Twitterアンケートで本屋大賞の人気NO1を決めてみた 自分は本屋大賞作品に好きな作品が多い そんな中で思いついてしまった企画が 「あえて決めよう本屋大賞人気NO1」 ...

 

超主観と書いたように自分が好きな7冊を選んだ

 

自分の読書傾向としては
ワクワクするような作品、登場人物が魅力的で明るい作品が好き
読み応えや、メッセージ性、リアリティはあまり重視しない
(純文学やミステリはあまり読まない)

作品全体としての構成よりも
一人ひとりの発言など、個別の要素を重視

誤解を恐れずにすごくざっくり言えばエンタメ性の高い作品が好き!

 

ということで似たような趣向の人はここで紹介した本を読んでもらえると気に入ってもらえるだろうし
逆に趣向が逆だって人はここにのっていない作品があうんじゃないかと思う

そんなに小説の好みについて考えたことなかったな〜、て方の場合は
楽観的な人とかは好みが合うと思う

エンタメ性の高い作品について、読書家の友人(あまり流行り物とかは読まない)と話したのがこちら

友人読書家が語る王道小説の魅力と価値 なんとなく大学院生活を送っていたある日 ある映画をみて大きなショックを受けた なぜ、これほど一生懸命に生きている人が...

 

『博士の愛した数式』小川洋子

芥川賞作家、小川洋子さんが静謐な文章で描きだす心温まる話
80分しか記憶がもたない数学博士と、家政婦さんとその息子

博士が見せてくれる数学の美しい世界
そして3人それぞれが見せるお互いへの愛情

読んでいてとても心地よく優しい気持ちになれる

 

<お気に入りポイント>

  • 美しい文章
  • 数学をテーマにしている点
  • 80分しか記憶がもたないからこその刹那の大切さや愛情

 

【感想】『博士の愛した数式』小川洋子|芥川賞作家が描く全てを包む美しき物語 2004年 記念すべき第1回本屋大賞大賞は 『博士の愛した数式』小川洋子 80分しか記憶が持たない博士とその...

 

 

 

『告白』湊かなえ

イヤミス(読んで嫌な気分になるミステリ)の女王と言われる湊かなえさんのデビュー作

(タイトルの告白は男女の恋愛の告白ではないのであしからず)

我が子を校内で亡くした中学校の女性教師

「級友」「犯人」「犯人の家族」などそれぞれの視点で語られていく中で浮かび上がっていく真相
ミステリとしてのトリックというより、徐々に浮かび上がっていく真相にゾクゾクしながら読める

<気に入った点>

  • 人それぞれの視点から語られていって真相が明らかになるという構成
  • ゾクゾク感
  • トリックよりも人重視

 

 

 

『天地明察』冲方丁

徳川幕府の命をうけ、日本の暦作りに乗り出す碁打ち、兼、算術家の渋川春海を主人公とした時代小説

天の法則を、算術と観測でとき明かす
人間と天の壮絶な勝負の物語でワクワクする

春海を支える他の登場人物も非常に魅力的

<気に入った点>

  • 天の法則を解き明かすという壮大なテーマのワクワク感
  • 時代小説ならではの少し重みのある文章
  • 懐深い感じのかっこいい登場人物

 

 

 

『舟を編む』三浦しをん

真面目そのものの馬締(まじめ)は辞書作りのリーダーとなる

取材力にも定評のある三浦しをんさんが、辞書作りという馴染みないテーマを描き出す

文章のプロ(作家)が言葉のプロ(辞書作り関係者)を描けば、言葉や分の持つ奥深さが存分に味わえる

<気に入った点>

  • 言葉の魅力を知れる、辞書作りがテーマになっている
  • 言葉を愛する人々達を描く落ち着いた雰囲気の文章
  • 辞書を完成させるという目標に向かうワクワク感

 

【感想】『舟を編む』三浦しをん|文章のプロによる言葉のプロ達の青春物語 2012年の 第9回本屋大賞大賞は 三浦しをんさんの『舟を編む』 冒頭文  荒木公平の人生はーーー人生とい...

 

 

『海賊とよばれた男』百田尚樹

出光興産創業者を主人公とした時代小説

石油によって戦争が始まり、その後も石油で締め付けようとしてくる海外、そこに飲み込まれる同業者達

それでも、会社の仲間達と力を合わせ戦い続ける国岡鐡造

戦前から戦後にかけての日本の戦いを味わいつつ
古き良き日本企業のあり方を見せつけられる
今こそ読みたい時代小説

<気に入った点>

  • 戦争前後の雰囲気を知れる
  • 1経営者としての生き様を知ることができる
  • とにかく熱い人々からパワーをもらえる

 

【感想】『海賊とよばれた男』百田尚樹|奮い立つ男、古き良き日本! 2013年 第13回 本屋大賞大賞受賞作 『海賊とよばれた男』百田尚樹 石油に魅せられた男、国岡鐵造...

 

 

『蜜蜂と遠雷』恩田陸

ピアノコンクールを舞台とした4人の音楽家達を主人公とする物語

若きコンテスタント、それぞれがそれぞれの思いを持って、”音楽”という偉大なる何かに立ち向かう

「音楽とは一体なんなのだろうか?」

主人公4人だけでなく、審査員や友人など、様々な視点で演奏を聞いた印象が語られる

圧倒的な描写力で、文章で音楽を奏で、読者をピアノコンクールの世界にあっという間に引き込んでいく

<気に入った点>

  • 音が聞こえてくるかのような描写
  • 音楽とは何か、芸術とは何か、そして人生とは何かを考えさせられる
  • 4人の個性的で魅力的な演奏者

 

【感想】『蜜蜂と遠雷』恩田陸|小説が音楽を奏でる瞬間を、あの感動を味わってほしい! 2017年の第14回本屋大賞 大賞受賞作品 恩田陸さんの『蜜蜂と遠雷』 小説の好みはひとそれ...

 

 

『そして、バトンは渡された』瀬尾まいこ

主人公森宮優子には父親が3人、母親が2人いる

そんな重くなっていまいそうなテーマを軽やかに、しかし、その奥にある複雑な思いは取り込みつつに表現する

不器用で、ちょっとずれた父、森宮さんと、少し達観しているようにも感じる優子の、少しすれ違ってはいるけど根っこにお互いへの愛情を感じる会話には笑わせてももらえるし、感動させられもする

血の繋がりなどというものは大きく超えた本当の愛情を感じられる

  • 森宮さんと優子の軽快でコミカルな会話
  • 家族愛を感じられる優しい世界観
  • 最後に向けて盛り上がり、タイトルが染み込む

 

【感想】『そして、バトンは渡された』瀬尾まいこ|鮮やかに描き出される、深く大きな家族愛 2019年第16回本屋大賞大賞作品は 瀬尾まいこさんの 『そして、バトンは渡された』 冒頭文  なにを作...

 

まとめ

完全主観で7作品選んでみましたが

どうだったでしょうか?

小説の好みは人それぞれ
同じ人でも時期や境遇によっても変わるものですが

好みが合いそうな方は参考にしてみてはいかがでしょうか

どれも何度も読みたい作品です

 

ここまで読んでいただきありがとうございました