読書一般

自己啓発本は無駄なのか?メリットと読み方の注意点

自己啓発本て無駄なの?
とぅーん
とぅーん
そりゃまあ人によるよね

結論はこれである

 

だってそもそも「自己啓発」ていうタイトルの本があるわけじゃないのに
そんなジャンルまるごとくくって無駄って、ね~~

雑じゃない?

 

あとは「無駄」て言葉
これも正直意味わからない

目的に応じて無駄かどうかなんて変わるし

 

ということでこの記事は下記いついて

・自己啓発本が無駄とはどういうことか?
・自己啓発本のメリット
・自己啓発本を読むときの注意点

自己啓発本は無駄?

本を読む目的としては

・楽しむため
・知識を得るため
・悩みを解決するため

『7つの習慣』スティーブン・コヴィーの
第7の習慣風に言えば

心のため、知性のため、精神のため

そしてこれらは独立しているものではなく
互いに重なり合っているものである

この中でも、右下の緑ゾーン
精神のため

日常の悩みや人生の悩みを解決し
人生を変えたい!

といった目的を持った人向けに出版されている本が
自己啓発本と言われるジャンル

基本的な構成は

【自己啓発本の基本構成】

著者:とある成功者

内容:自身の経験談+そこから得られた教訓(+ToDo)

 

とはいったものの

「人生全般に対するものなのか」

転職方法とか、起業方法とか、健康についてとか
「特定の悩みに特化したものか」

でも随分役割は変わってくる

 

特定の悩みに特化したものはノウハウ本と呼び
ノウハウ本+自己啓発本 あわせてビジネス書と呼んだり

結局明確な切り分けはできないわけだが、ここでは

【自己啓発本とは?】

「教訓を伝え、行動を示し、促す」

を目的としている本

とする

 

 

さて、自己啓発本の目的は
「教訓を伝える」、あるいは、「行動を伝え、促す」ことで
日常の悩みや人生の悩みを解決し人生を変える!

だとわかった

 

 

で、そんな本を読むことがどう無駄なのか?というと

「人生を変えたいと思って読んだとしても
読むだけで行動しないと人生は変わらないよ」

ということ

 

これは半分真実だし半分嘘

「読むだけで行動しないと人生は変わらない」
これは紛れもない事実だと思う

ただ自己啓発は行動できない人に行動を促すことが目的なので
自己啓発を読むことで
「読まなかったら動けない人が、動ける可能性を手にする」
のであれば、可能性をてにしているので無駄ではない

 

 

実際、自分は、何冊か読んでいて
だんだん頭でわかるようになってきて
ある瞬間にようやくそれが行動につながる、とういことがよくあった

既に行動力盛んな人にとってはたしかに無駄

読んだだけでは表面上はなにも変わらない
これも真実

ただ、

読んでいく内に内面が変わってきて
それが行動の変化となって現れてくる

それが大きなメリット

 

 

あともう1つ
そもそも伝記を読む感覚で
あるいは誰かの思考を知る
という感覚で

最初の知性・心・精神
でいうと楽しむため、心のために読むという人もいる

もし楽しむことが目的で
読んでいて楽しいと思って
たくさん読んでいるなら

目的を達成しているのだから無駄なわけがない
別に

「行動を変える、人生を変える」が目的じゃなきゃいけない
なんてルールはない

 

成長するための行動例や、著者なりの未来についての考えが書かれていることもあるので
知識をつけるという目的も兼ねている

著者の考えを知ることが目的なら
目的は読めば叶えられる

 

ということで

そもそも自己啓発とは何か?
無駄ってのはどういうことか?について述べてきた

 

そして何かきっかけを掴みたい人にとっては
メリットがあるという話もしてきたので

もうちょっと自己啓発本のメリットについて次で話していこう!

自己啓発本のメリット

自己啓発本を読むメリットを改めて整理すると

  • 普段会えないような人の価値観や思考を知れる
  • モチベーションが高まり、行動が促される

すごい人の価値観や思考を知れる

学びとは真似びである
他者を真似することである

もし、人生を変えたいならば
自分の理想とするライフスタイルに近い人を真似するところから始める

そういう理想とする人が身近にいるならばそれに越したことはないのだが
いないならば本を呼んだり、セミナーに行くなりしてその人の

価値観や思考を知り
真似ていく

 

まだ理想がよくわからないのであれば
沢山の人に会ったり本を読んだりする中で
そしてできれば行動する中で

自分の理想を見つけていく

そのために使えるのが
「自己啓発本」

 

価値観や思考を知る中で
「楽しい!面白い!こんなふうに考え方があるんだ!」
と楽しむでもいいし

そこから
その思考、価値観、行動を真似していくこともできる

 

特に自分よりも1ランク上、2ランク上
あるいはもっともっと上の人達というのは

視点が俯瞰的であったり多角的であり
抽象度が高い

自力で抽象度の高い視点に行くのは難しいが
言語化された著者の思考を読むことで
抽象度の高い視点を手に入れることができる

抽象度って何?て方は人間と動物の違いは抽象化能力|抽象化の威力を知る本5選で説明しているのでぜひご覧あれ

モチベーションが高まり行動が促される

自己啓発本はわかり易い言葉で
行動を促し
キラキラした未来を語る

なので読むとモチベーションが高まる

ただ、最初の「無駄とは?」でも話したように
モチベーションだけ高まっても、外面の世界は変わらない

 

ただし内面が変わってくれば少しずつ見えてくる世界が変わってくる
別の自己啓発本でも同じような内容に触れていくにつれて

それが深層心理に刻み込まれていく

人それぞれペースの違いはあれど
少しずつだが確実に変化は起きてくる

 

そもそも、自分が幸福かどうか?と決めるのは外面的な要因より
内面的な要因のほうが多い

何が起きたかより
起きた現象をどう捉えるか?のほうが重要

 

行動しないと変わらないのは「外面的な何か」のことだが

「内面」がかわるだけでも実際自分の幸福感は変わってくる

そして内面が変わっていき
何かのタイミングで
行動につながってしまう

心が変われば行動が変わる
行動が変われば習慣が変わる
習慣が変われば人格が変わる
人格が変われば運命が変わる
(ウィリアム・ジェームズ)

 

 

「自己啓発読書は量と質どちらが大事か?」
ときかれれば、やっぱり

行動を伴わせる、という質が大切である
特に、何か現状を変えたいというのであれば行動を変えるのが手っ取り早い

とぅーん
とぅーん
そはいっても、なにか新しいことをする、いままでの行動を変えるってやっぱりつらい。。。

というのが人間というもの
(これはまぐろも同じ)

というかそうじゃない人は
自己啓発本読む必要もないし、読まない

ただ行動力がすごい人以外が

自己啓発本読書の質をあげる簡単な方法が量を稼ぐこと

大量にインプットしれいると
やがてあふれだしてくる

効率的ではないかもしれないけど
結局これが一番近道だったりする

 

「行動につなげる!!」という意識も大切だが
そこまで気張らなくても、行動に繋げられなかったのなら

「タイミングが違った、著者の文が下手だった」
こう思うのだって自由だ~~~~

 

自己啓発本を読むとき注意点

最後に読むときの注意点を簡単に

大きくポイントは2つ

  • 読んでる自分は著者のようにすごいわけではない
  • 本に書いてあることは正解ではない

読んでいる自分はすごくない

自己啓発本を読んでモチベーションが高まって
行動につながっていない状態

これはこれでいいし、誰しも通る道だと思うが
この状態で人と接する時は注意

 

とぅーん
とぅーん
まるで、自分がすごいやつになったかのように錯覚して
それを他者向けに発信し
実が伴っていないという状況が起きうる
(まるで経験者のような口ぶり。。。)

 

これが続くと嘘つきになってしまう

発信することで自分の意識に刷り込むメリットも大きいのだが
嘘つきになるデメリットもあるので

取り扱い注意

本に書いてあることは正解ではない

学校教育の影響が大きいと

本に書いてあること
先生(著者)の言っていること

は正しい

という思い込みが生まれるが、別にそんなことはない

あくまで著者が経験したことから得た教訓を書いているわけで
世界共通老若男女にとって正しいわけではない

なので、著者の言っていることすべてが正しいと思う必要はないし

考え方合わないな、って本を
血反吐を吐きながら読む必要はない

 

 

ただこれも
発信するかどうか?に似たバランスの問題になるが

合わないと思っている考え方をいれることで
自分の中に凝り固まっている常識を疑うきっかけにもなる

 

「正しい」と思う必要はないが

「違う、やだ!あっちいけ!」と思うだけではなく

 

冷静に、客観的に
「なんでこの考え方に自分は抵抗を感じたんだろう?」
と考えられると、自分の価値観や考えというのがぐっと深まる

 

あと、もし著者がある道の専門家として意見を言っている場合
あるいは、成功者としてある成功の秘訣を語っている場合

著者の発言には経験したことという根拠がある
という事実は認識しておきたい

なので、盲目的に信じてやってみる
これも1つの方法論

自己啓発本は無駄じゃない

  • 自己啓発本とは、とある「教訓を伝え、行動を示し、促す」本
  • 行動につなげるほうが良いが、内面が変わり、いずれ行動も変わる
  • 書いてあることが正しいと思う必要はない

 

自分は大学4年生くらいからいままで4年くらい
それなりに自己啓発を読んできて

特に最近ようやく、書いてある内容が自分ごとに捉えられるようになってきたし
行動につながることも増えてきた

そしてそろそろ卒業のタイミングなのかな?とも思っている

自己啓発本は成長の「守破離」で言えば
守ー破の部分

 

読んでいらないと思ったならその感覚は大切にして読まなければいいし

読んで、面白い、とか、何かしないと!みたいなプラスの感情になったなら
その気持ちを尊重する

もし、読まず嫌いしている方がいれば
読んでみてください

 

ここまで読んでいただきありがとうございました

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