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【書評】『片づけの心理法則』DaiGo|理想を明確にして、人生を最大化

製品のライフサイクルが日々加速し
誘惑の多い昨今

「なにがなんだかわからない
もうモノは十分だ」

そういう人たちが増えてきている

その代表とも言えるのがミニマリストとよばれる人たち

自分はミニマリストと言えるほどモノを減らしてはいないが
できるだけモノは減らすように意識している

ミニマリストの本としては
『手ぶらで生きる。』が非常におすすめ
>> 『手ぶらで生きる。』しぶ|ミニマリストを知るなら読んで間違いなし

何もミニマリストというのは修行僧のように禁欲的に生きるというわけではない
その価値観を知りつつも
「そこまでやるのか!」と思わせてくれるような実例が豊富に紹介されていてとても参考になる

 

この『手ぶらで生きる。』と合わせて読みたいのが今回紹介する

『片付けの心理法則』DaiGo

 

 

こんな方におすすめ

モノがどうしても増えてしまう

なかなかモノが捨てられない

何をどれくらい減らして良いのかわからない

自分の人生を最大化したい

 

「手ぶらで生きる。」でモノ減らしの極致を知った上で
まずは手近なところからモノからの整理がスムーズに開始する方法が知れる

とぅーん
とぅーん
当たり前だが、読んだだけでは部屋はきれいにならないし、ものも減らない

なにか1つでもいいからまずは行動につなげる

そういった1つの行動を探すために読みたい1冊

 

片付けの本と入っているが収納術の本ではない

あくまで、不要なものを減らす

片づけの大きな目的は自由な時間を増やし、人生を最大化することです。整理や掃除に時間と手間をかけて、人生を消耗するような行為を片づけとはよびません。

 

数々の方法が紹介されているがその中で3つのポイントをピックアップした

理想の1日から本当に必要なものを見つける

片づけでものを減らすというと

つい「これはいるのか?いらないのか?」と考え
いらないものを見つけていく

という発想になりやすい

ただこの本で紹介されている方法はそうではない
本当に必要なものを見つける
その上で、必要なもの以外を捨てていく

そして本当に必要なものを見つけるときの方法として紹介されているのが

理想の1日を考え
朝、昼、夕くらいでわけて行動を考える
そしてそれに必要なものを書き出していく

 

  朝起きたら、まずコーヒーを入れて飲む。瞑想をする。散歩に行く。帰ってきたら英語の勉強をする・・・・・・というように、理想の1日に含まれる行動を全部書き出しましょう。
それが終わったら、今度はそれぞれの行動に必要なモノを書き出していきます。

 

理想の1日が何パターンかあるならばそのパターンの数だけ書き出す

季節ごとで必要なものもあるので
理想の1年のイメージまでふくらませるのも効果的

例えばこんな表を使う(本書で紹介されていたものをアレンジ)

平日と休日で分けたければ
マスの中で上下、にでもわけるといいかんじ

オールシーズンの列を追加して
食器や消耗品などをいれるのもGood!

 

とぅーん
とぅーん
はっきりいって、これはモノを捨てること以上に難しいかもしれないが

この本において、そしてミニマリストにとっても

片付けの目的はそもそも人生の最大化なので、理想の1日書き出しステップはぜひやりたいところ!

 

なにもないところから考えるのが難しい場合の方法として
「1時間ごとに、やっている行動、その時に考えていることを書き出そいながら1日を過ごす」
とういう方法も紹介されている

理想の1日の行動を書き出し、そこに必要なものを明確にする

数量を限定する

1週間分のセットを作るとして、ハンガーは7本。他に、特別な機会にだけ着る服や、夏や冬だけ着る季節物用のハンガーも必要だとして、最大で15本くらいが適切なハンガーの数でしょう。

 

服やタオル、衣類などはついつい増えがち
ファッションが、自分の人生にとって大切な場合を除いて
ハンガーは最大15本

1週間に2回洗濯ができるならば、7ではなく3,4にできる
そうすれば10本くらいにできる

 

ポイントは

収納に入れずにすべてハンガーに掛けること

②ハンガーのを絞ることで、服の数を絞ること

 

収納に入れていると、多くもっていることを実感できない
なのでハンガーに掛ける

そして具体的に数値目標にする
ただ減らす減らすと言われてもなかなか行動しづらい
こうやって具体的に数値で目標を提示されると行動しやすい

 

現状を確認するためにも
一度今持っているものをすべて広げて
1枚の写真にとっておく

ビジュアル化するのも
「減らしたい」という思いを強めるのに効果的

 

服の例を出したが

服だけでなく
靴、タオル、文房具なども数量限定のルールを当てはめやすい

・毎日使う、かつ、メンテナンスが必要なもの(衣類など)は3,4こ

・メンテナンスがいらない同じ機能のもの(文房具やカバン、ガジェット類)は2つまで

具体的に数を決めて、物をへらす

服をへらしたければ、すべてハンガーにかける

1イン2アウト

ある程度モノを減らしても
戻ってしまっては意味がない

そこで身につけたい習慣が

「1イン2アウト」

読んで字のごとく
1つ新しくものを増やす際は2つ物を減らす

これをせめて念頭にはおいておきたい
なにか買う時に、「これを買ったらかわりに2つ捨てるんだぞ」
と自分に言い聞かせてから買う

そうすることで買い物に慎重になるし
2通りの使いみちができるようなものを選ぶようになっていく

 

また、本書の中では紹介されていなかったが

人からモノをもらった時
1イン2アウト、せめて1アウトはする

これが処分できないとモノがどんどん増えていく

1イン2アウトを実践することで、モノが増えないようにする

 

まとめ

  • 理想の1日から必要なものを見極める
  • ハンガーの数を決めて、服を減らす
  • 毎日使うものは3,4こ、同じ機能は最大2つ
  • 1イン2アウト

他にも6割収納、5秒ルール、とりあえずボックス
など

さらには時間の片づけの話まで
色々紹介されていますので
気になる方はぜひ、本を手に取り

そして何か1つでも行動に移してみると
人生の最大化に一歩近づきますよ!

 

ここまで読んでいただきありがとうございました

 

ミニマリストの本ならこれ!
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図解版も出ています