本を中々読みきれない!
読んでもすぐ忘れてしまう!
読んでも何も変わらない!
そんな悩みを抱える方や
より読書の質をあげたい!
もっと効果的な読書法を知りたい!
そんな方にむけて色々な読書術関係の本というものがある
有名なのだと
『レバレッジ・リーディング』や
『読んだら忘れない読書術』など
あとは速読関連の本や
読書全般に関する本などは
読書術の本おすすめ3選、とりあえずこれ!にまとめてある
※ここでいう読書は小説よりは
もっと明確な目的意識を持って読む本
今回紹介するのは
『知識を操る超読書術』 DaiGo
と思いつつ、パラパラっとめくると
やってみようかなと思える方法を発見!
即購入!
知識をつけるための読書を効果的にする方法を科学的なエビデンスと一緒に知りたい
アウトプットこそ正義!といった読書をしている人
DaiGoの読書法を知りたい
「読む準備」が7割
知識を操る読書のサイクルは
本を読む準備をする
本の読み方を知る
本から得た知識をアウトプットする
この3段階
自分の今までのイメージだと
読書の効果を上げるためにいちばん大切なのはアウトプットの部分
数学とかの学習でも復習をとにかく大切にしていた
以下の記事を見ると自分がいかに復習を重視していたかがわかる
>> 成長を加速するアウトプットを意識した読書法
ただ、この本ではこの3つのアクションを挙げた上でこう書かれている
3つのアクションの中で、最も重要なのは「1.本を読む準備をする」です。
手にとった本を役立て、人生を豊かなものにできるかどうかは1つ目の「本を読む準備をする」を実行するかどうかにかかっています。
読む準備に時間をかけることで、本を読む速度が加速し、効率的になります。
読んだ後の実践に手間をかけることで、本の内容が長く悪日に頭に残ります。
「読む準備」さえ整えば、読書の7割は成功と言っても過言ではありません。
DaiGo流読書術は準備をとても重視している
結局、速読ってのは、速く「本の内容を知る」のではなくて、速く「自分が欲しい情報を得る」ための読書術のこと
目的を明確にしておくと
目的と関係ないものを読み飛ばしながら読めるので読むことが早くなる
その上で、本当煮えたい情報は、きっちりと捉えることができる
最初に目的を明確にしないで読むと
全部がなんとなく過ぎていってしまいがちだが
メリハリを持って読むことができるので速く、効果的に読むことができる
実は、速読系の本はよく準備の部分を重点的に書いていることが多いので
「読む目的を明確にして読むといいよ」というのは知識としては知っていた
でも
「自分は目的なく色々読みたいんだよな~」
なんて思ってあんまり準備せずに読んでいた
これはなぜか??
予習は難しいから
復習は本という100を聞いて
その中で自分が気に入った部分10を深めればいい
いらない部分の切り捨て作業
自分に響いた作業の抽出作業
一方、予習はまだ本というインプットがない段階で
0から1をつくる作業
だから難しい
実際は本当に0なのではなくて
自分がもっている知識と、本の「タイトル」と「目次」というインプットがあるわけだが
そもそも自分がもっている知識がないかもしれないし
あるとしても、それを棚卸ししないといけない
そんな状況できっちりと効果的な予習につなげようとすると
なにをどうやっていいのかがわからない
なので読書法としては
やはり復習・アウトプット重視の読書法がまずある
そしてそれである程度冊数を読み、
自分なりにバラバラっとでもいいから知識がついてきた段階で
次の段階として予習重視の読書法がでてくる
予習の方法としては2つ紹介されている
「読む準備」が読書の成功の7割を握る
ただ、「読む準備」するってのはいきなりは大変
「メンタルマップ」と「キュリオシティ・ギャップ」
準備の方法として3つ紹介されているが
その中の2つ
「メンタルマップ」と「キュリオシティ・ギャップ」を紹介する
この、カタカナで書かれたちょっと専門用語っぽいワードで興味を引く
これも人を惹きつけるプレゼン方法の1つとして本書の中で紹介されている
準備は基本的にタイトルと目次を見ながら行う
メンタルマップ
「人間が行動を起こしても
段々と当初の目的などを見失ってしまう」
という傾向に対する対策として
ハーバード大学の心理学者、ショーン・エイカーが提唱した方法が
メンタルマップ
- 行動を起こした理由
- もたらされるメリット
- 期待していること
などを3つ箇条書きでメモに書き出すこと
これを読書に応用して
<読書版メンタルマップ>
- 読む理由
- 何を得たいのか
- 読んだ後どうなっていたいのか
などをメモする
それをいつでも見れる状態に
理想としては、栞に
他であればスマホのメモや、本の表紙の裏などの空白に書いておく
これがメンタルマップ
事前に明確にしておくのは
「理由、動機、きっかけ」「得たいもの、期待するメリット」「読み終わった後になっていたい自分」の3点
ちょっと重複しそうなのが難点だが
3行のメモを残して、自分の立ち位置と向かう先を記した地図を持った上で本を読む
そうすれば、本を目的地にたどり着くための武器として最大限に活用できる!
目的が曖昧な場合でも
目次を見ながら気になった章のタイトルなどをヒントにメンタルマップをつくっていく
キュリオシティ・ギャップ
自分が知っている知識と知らない知識を事前に明確にすることで
知らないことに対する好奇心を刺激する方法が
キュリオシティ・ギャップ
私たちは興味のあること、関心のあることに触れると好奇心がかき立てられます。すると、脳の中の「報酬系」と呼ばれるエリアが活性化。報酬系は私たちのモチベーションと深く関係していて、このエリアの働きが活発になるほど、あなたのやる気もアップします。
しかも、報酬系は記憶力を司る海馬という部位に隣接。その影響を受けやすい性質があります。つまり、好奇心によって報酬系が活性化すると、海馬も活発に動き出し、記憶力もアップするのです。
具体的な方法としては
ノートの左側に知っていることを
ノートの右側に知らないこと
目次を見ながら書いていく
読もうと思っているテーマについて知っていることを書き出す
まずここでも知っている情報の整理ができるので記憶の定着が促される
さらに、目次の中に知らない情報があればそれを書いていくことで
好奇心を刺激していく
合間に10分目を閉じる
「睡眠が記憶の定着に役立っている」
「寝る直前に記憶をすると記憶に定着しやすい」
ここらへんまでは聞いたことがあるだろう
ただ、さらにもう一歩
研究者は「学習後の最初の数分で何をするかで、新たな情報が定着するかどうかが決まる」と指摘。実験でゲームをしたように、本を読んだ後、すぐにテレビを見る、仕事をするなど、別の作業を行うと、記憶の定着を妨げることになります。
逆に一定時間、情報のインプとを遮断すると、脳への記憶の定着が促進されるのです。
この本の中で、章ごとに
「要するに~~」
と要約していく「要するに」読み、というのも紹介されている
新しく知識をつけていきたいときは特に
章や説のタイトルから少し内容を予測する(準備)
読んでいる最中は、書き込みながら(読んでいる最中)
読み終わったら「要するに~~」で要約(読んだ後)
からの6~10分の瞑想
こんな読書法を試してみたいところ!
読んだら少し脳を休めることで、知識が定着する
書ききれないその他の小技
つなげ読み
Test to Text
Text to Self
Text to World
本を読みながら、自分の知識、体験、世の中の出来事の3つを思い浮かべ、結びつけていくのが「つなげ読み」。
関連づけると覚えやすいというのは誰しも聞いたことがあるだろうが
つなげる相手の候補を3つ、明確にしてくれたのがありがたい
ビジュアル化
前提 > 解説 > 結論
という枠を作って、論理構造を視覚化する
ポイントは、あなたが役立つと感じた部分をピックアップし、それをパーツごとにまとめ、論理構造としてビジュアル化することです。
質問読み
目的を明確にする、に似ているが
読む前にまず、質問を考える
そしてその答えを得るために読んでいく
どんな本にも当てはまる質問が17こ紹介されている
例えば
テーマを説明するために作者がどのような事例を出しているのか?興味深かった例は?
人に勧めるとき、どの章のどんな情報を一番に取り上げるか?
意識していないと中々浮かばないような質問も紹介されている
特に、著者の視点にたって考える質問が多いのも面白い
ど真ん中読みで選書
本を選ぶときに、真ん中らへんを読んで気にいるかで判断する
最初と最後は著者も気合をいれているから真ん中を読む
真ん中を読んで好きであればあたり本の可能性大!
古典を読むなら成人式を迎えた本
知識や考え方の土台を作るための本であれば
長く読まれ続けている本というは欠かせない
その基準の1つとして、20年というのを挙げている
経済学者のタイラー・コーエンは、「読めば読むほど、1冊あたりの情報の価値は低下する」とも言っています。
読むべき本がない、という域に達したときに、改めて読み返したくなるのも古典です。
色々書いてある!!!
『知識を操る超読書術』のまとめ
自己啓発系の本を読むことが多かったこともあり
行動につなげることを最優先に読書をしていて軽視していた
予習と知識の定着
脳科学の知見もふんだんに交えて
記憶の定着率を上げるための読書法が余すところなく
紹介されている本
記憶術の本としても十分価値ある1冊です!
知識をしっかり身につけていきたいという方は
是非読んでみてはいかがでしょうか!!
ここまで読んでいただきありがとうございました
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